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指数: 15分ディレイ
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19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.95%安の17386.75ポイントだった。中国企業指数は1.99%安の5954.64ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で453億4000万HKドル。
ハンセン指数は前日比約1%安で寄り付き、朝方に下げ幅を拡大。一時は下落率が2%を超えた。前日の米株式相場が長期金利の上昇を受けて下落した流れを引き継いだ。原油先物相場が上昇していることもあって、インフレ圧力の高まりに伴う米金融引き締め長期化への警戒感が強い。中国本土市場で上海総合指数が年初来安値を更新したことも、投資家心理を悪化させたもよう。 個別では、ネット株のJDドットコム(09618)と美団(03690)、百度(09888)、保険株の中国人寿保険(02628)とAIAグループ(01299)が売られ、相場の重荷となっている。スポーツ用品の李寧(02331)は大幅に続落。自動車メーカーの吉利汽車(00175)、不動産管理の華潤万象生活(01209)も安い。一方、前日に10%超下げたレノボグループ(00992)が買い直された。スマートフォン部品の舜宇光学科技(02382)、カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)も上昇した。 |
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ハンセン指数
引値:17386.75ポイント 前日比:-345.77ポイント 騰落率:-1.95% 中国企業指数 引値:5954.64ポイント 前日比:-121.04ポイント 騰落率:-1.99% レッドチップ指数 引値:3420.21ポイント 前日比:-41.41ポイント 騰落率:-1.20% |
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19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比1.21%安の3021.55ポイントだった。深セン成分指数は1.09%安の9709.46ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5006億6000万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、もみ合いながら下げ幅を拡大した。中東情勢を巡る緊張の高まりや、米金融引き締めの長期化、ハイテク分野を巡る米中対立の激化などへの懸念からリスクを回避する動きが優勢。中国不動産市場の低迷が続いていることも投資家心理を悪化させた。国家統計局が午前中に発表した2023年9月の住宅価格統計によると、主要70都市のうち、新築分譲住宅価格(保障性住宅を除く)が前月比で上昇したのは15都市となり、前月から2都市減った。 セクター別では、自動車、保険、銀行が全面安。採掘、製薬も売られた。半面、半導体、電子化学品、軍需関連などが上昇した。 上海B株指数は0.64%安の223.55ポイント、深センB株指数は1.51%安の1054.26ポイント。 |
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