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指数: 15分ディレイ
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11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続伸。前場終値は前日比1.44%高の17919.55ポイントだった。中国企業指数は1.47%高の6141.29ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で459億5000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ全面高で始まった。前日の米長期金利の低下と米株高を受け、幅広いセクターが上昇。中国が今年の経済成長率目標の達成を目指し、財政赤字の拡大を容認して新たな景気刺激策を準備すると伝わったこともあって、買い安心感が広がった。ただ、上値のめどとして意識された18000ポイントを超えると利益確定売りが出て、結局は同水準を下回って午前の取引を終えた。 個別では、大型株の美団(03690)とAIAグループ(01299)が買われ、相場の上昇を主導した。スマートフォン部品の舜宇光学科技(02382)は10%超高。医薬品関連の上昇が目立ち、薬明生物技術(02269)、阿里健康(00241)、京東健康(06618)、中国生物製薬(01177)が大幅高となった。太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)、スポーツ用品の李寧(02331)も急伸した。一方、アルミメーカーの中国宏橋(01378)、不動産開発の龍湖集団(00960)が売られた。 |
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ハンセン指数
引値:17919.55ポイント 前日比:254.82ポイント 騰落率:1.44% 中国企業指数 引値:6141.29ポイント 前日比:88.78ポイント 騰落率:1.47% レッドチップ指数 引値:3499.46ポイント 前日比:23.46ポイント 騰落率:0.67% |
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11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.19%高の3081.22ポイントだった。深セン成分指数は0.74%高の10124.50ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5306億2600万元だった。
上海総合指数は前日のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ、プラス圏で推移した。米金融引き締め長期化への懸念が後退したほか、中国が今年の経済成長率目標の達成を目指し、財政赤字の拡大を容認して新たな景気刺激策を準備すると伝わったことも投資家心理を強気に傾けた。ただ、物価統計や貿易統計の発表を週内に控えて様子見ムードも強く、上値は重かった。セクター別では、前日売られた医療サービスや製薬、医療機械などが買われたほか、教育や半導体も高かった。半面、採掘やガス、石油などが売られた。 上海B株指数は0.66%高の233.67ポイント、深センB株指数は0.58%安の1095.65ポイントだった。 |
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