10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.50％安の3081.52ポイントだった。深セン成分指数は0.36％安の10070.88ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4949億3400万元だった。

　上海総合指数は小高く始まった後、ほどなくマイナス圏に沈むと、徐々に下げ幅を拡大した。米国の金融引き締めが長期化することへの過度な警戒感が後退し、買いが先行したものの、中国の景気減速が懸念されたほか、来週にかけて9月の金融統計や貿易統計、7−9月期国内総生産（GDP）など中国の主要経済指標が発表されるとあって、様子見ムードも広がり、相場の重しとなった。セクター別では、医療サービスや医薬品販売、漢方薬、建材などが売られた。半面、採掘や教育、インターネットサービスなどが買われた。

　上海B株指数は0.36％高の232.25ポイント、深センB株指数は0.09％安の1101.94ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3081.52ポイント
　前日比：-15.40ポイント
　騰落率：-0.50％

上海B株指数
　引値：232.25ポイント
　前日比：0.84ポイント
　騰落率：0.36％

深セン成分指数
　引値：10070.88ポイント
　前日比：-36.08ポイント
　騰落率：-0.36％

深センB株指数
　引値：1101.94ポイント
　前日比：-0.97ポイント
　騰落率：-0.09％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3665.97ポイント
　前日比：-18.76ポイント
　騰落率：-0.51％

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