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指数: 15分ディレイ
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連休明け9日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。終値は前営業日比0.44%安の3096.92ポイントだった。深セン成分指数は0.03%安の10106.96ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7699億8800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、ほどなくして心理的節目の3100ポイントを割り込んだ。中秋節・国慶節連休の消費が予想されていたほど伸びなかったとの見方が出て、中国景気の先行き不安が地合いを悪化させた。米国が半導体製造装置の中国向け輸出規制をまもなく強化すると外電が先週伝えたことを受け、米中対立の激化も警戒された。もっとも、売り一巡後は下げ幅をやや縮小し、中盤以降はおおむね3090−3100ポイントのレンジでもみ合った。 セクター別では、観光・ホテル、航空・空港運営が全面安。宝飾品、不動産開発・サービス、百貨店なども安い。半面、造船が全面高となったほか、自動車、自動車部品、コンシューマーエレクトロニクスなどが買われた。 A株市場では、映画館運営の万達電影(002739)がストップ安。中秋節・国慶節連休の映画興行収入が事前の予想を大幅に下回り、ここ5年間で2番目に低い水準にとどまったことが嫌気された。旅行代理店の中青旅控股(600138)、免税店運営の中国旅遊集団中免(601888)と王府井集団(600859)、不動産関連の華夏幸福基業(600340)、中堅商業銀行の中国民生銀行(600016)も下げが目立った。半面、歌爾(002241)、欧菲光集団(002456)がストップ高をつけるなど、テクノロジー株の一角が買いを集めた。自動車部品の寧波均勝電子(600699)が大幅に続伸した。 上海B株指数は2.04%安の231.41ポイント、深センB株指数は0.99%安の1102.91ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3096.92ポイント 前日比:-13.56ポイント 騰落率:-0.44% 上海B株指数 引値:231.41ポイント 前日比:-4.81ポイント 騰落率:-2.04% 深セン成分指数 引値:10106.96ポイント 前日比:-2.57ポイント 騰落率:-0.03% 深センB株指数 引値:1102.91ポイント 前日比:-11.08ポイント 騰落率:-0.99% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3684.73ポイント 前日比:-4.79ポイント 騰落率:-0.13% |
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週明け9日の香港市場は、強風警報(シグナル8)と黒色暴雨警報(ブラックレイン・ストーム)の発令に伴い開始時間が遅延したが、警報解除に伴い日本時間午後3時に取引が始まった。ハンセン指数は前週末の米株高の流れを引継ぎ、続伸してスタート。9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が予想を大幅に上回る強い結果となり、米長期金利が上昇したものの、上昇幅が縮小したことで米金融引き締め長期化への警戒感が和らいだ。パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスとイスラエル軍の衝突の激化を受け、金鉱株やエネルギー株が買われている。
指数は日本時間午後3時32分現在、前営業日比0.56%高の17583.73ポイントで推移している。個別では、金鉱大手の紫金鉱業集団(02899)や石油大手のペトロチャイナ(00857)、CNOOC(00883)、石炭大手の中国神華能源(01088)が買われている。半面、不動産株の龍湖集団(00960)、碧桂園服務(06098)、華潤置地(01109)が売られている。 |
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