5日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.76％高の17326.19ポイントだった。中国企業指数は0.87％高の5933.61ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で266億9000万HKドル。

　ハンセン指数は小高く始まった後、徐々に上げ幅を拡大した。米国債利回りの低下や原油相場の下落がセンチメントの改善につながり、前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだ。また、ハンセン指数は前日に終値で昨年11月10日以来およそ11カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がった。

　個別では、JDドットコム（09618）やテンセント（00700）が買われて指数を押し上げた。バドワイザーAPAC（01876）が4％超上昇したほか、万洲国際（00288）や恒隆地産（00101）の上昇も目立った。前日のNY市場でテスラが大幅高となったことを受け、理想汽車（02015）や蔚来集団（09866）も買われた。半面、創科実業（00669）や阿里健康（00241）が売られた。

ハンセン指数
　引値：17326.19ポイント
　前日比：130.35ポイント
　騰落率：0.76％

中国企業指数
　引値：5933.61ポイント
　前日比：50.93ポイント
　騰落率：0.87％

レッドチップ指数
　引値：3437.09ポイント
　前日比：25.61ポイント
　騰落率：0.75％

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