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指数: 15分ディレイ
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4日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.24%安の86.53米ドルと反落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も0.97%安の133.05米ドルと反落した。主な中国関連ネット・IT株の4日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):86.53米ドル(-0.24%) ■百度(BIDU):133.05米ドル(-0.97%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):34.96米ドル(-0.03%) ■JDドットコム(JD):29.07米ドル(-0.21%) ■ウェイボー(WB):12.58米ドル(+0.32%) ■ネットイース(NTES):99.69米ドル(-0.47%) ■モモ(MOMO):7.13米ドル(+2.15%) ■レンレン(RENN):1.00米ドル(0%) ■捜狐(SOHU):9.31米ドル(-1.17%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.93米ドル(-2.53%) ■テンセント・ミュージック(TME):6.34米ドル(-0.63%) |
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5日の香港市場は前日のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ堅調に推移するか。4日のNY株式相場は反発。米国債利回りの低下や原油相場の下落がセンチメントの改善につながった。9月ADP民間部門雇用者数が予想を下回る弱い結果となったことで、前日に4.81%台と2007年10月以来の水準まで上昇した米10年債利回りが4.72%まで低下した。
一方、ハンセン指数は前日に終値で昨年11月10日以来およそ11カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも予想される。ただ、本土市場が今週いっぱい休場とあって、薄商いが続きそうだ。また、6日に米雇用統計が発表される予定で、様子見ムードが強まる可能性もある。 4日のNY株式相場は主要3指数がそろって上昇。ハイテク株主体のナスダック総合は終日プラス圏で推移し、1.35%高と大幅反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)のほか、アリババ集団(09988)や美団(03690)、ネットイース(09999)などが香港終値を上回って引けた。 |
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4日のNY株式相場は反発。米国債利回りの低下や原油相場の下落がセンチメントの改善につながった。9月ADP民間部門雇用者数が予想を下回る弱い結果となったことで、前日に4.81%台と2007年10月以来の水準まで上昇した米10年債利回りが4.72%まで低下した。
ダウ平均は小高くスタート後、129米ドル安まで下落する場面もあったが、米10年債利回りの一段の低下や原油相場の下落幅拡大を追い風に154米ドル高まで上昇し、127.17米ドル高(+0.39%)と4日ぶりに反発して終了した。S&P500も小幅に下落する場面もあったが、0.81%高と反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は終日プラス圏で推移し、1.35%高と大幅反発した。 S&P500の11セクターはエネルギー(-3.36%)と公益(-0.09%)を除く9セクターが上昇。一般消費財が1.97%高、コミュニケーションが1.28%高、ITが1.25%高となったほか、素材、不動産も1%超上昇した。 前日に共和党のマッカーシー下院議長が解任され、議会の混乱による予算審議の難航見通しが重しとなることが懸念されたものの、金利低下や原油相場の大幅反落が支援となった。 寄り前に発表された9月ADP民間部門雇用者数は8.9万人と前月改定値の18万人や市場予想の15.3万人を大きく下回る弱い結果となった。前日に発表された8月JOLTS求人件数が大きく上振れしたことで週末金曜日に発表される9月雇用統計の上振れ警戒感が強まったが、弱いADP雇用者数を受けて過度な警戒感が和らいだ。 |
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