4日（水）の中国本土市場は国慶節につき休場。取引は国慶節連休明けの9日（月）から再開される。

◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
　空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率
　10月4日現地時間午後0時25分時点

     銘柄名                                       空売り残高 空売り比率 空売り比率

                                                   （百万HK$）      当日    5日平均

    1 ﾊﾝｾﾝ銀行（80011）#                                  0.15    100.00%     69.79%

    2 吉利汽車（80175）#                                  0.33    100.00%     74.09%

    3 香港証券取引所（80388）#                            2.28    100.00%     45.43%

    4 BYD（81211）#                                       0.55    100.00%     66.06%

    5 李寧（82331）#                                      0.15    100.00%     89.90%

    6 JDﾄﾞｯﾄｺﾑ（89618）#                                  0.91    100.00%     81.18%

    7 Globl X MSCI中国ETF（03040）                        0.32    100.00%     96.33%

    8 南方東英MSCI中国A50ｺﾈｸﾄETF（03003）                 0.01    100.00%     80.06%

    9 Global X中国消費者ﾌﾞﾗﾝﾄﾞETF（02806）             0.00219    100.00%     57.81%

   10 iｼｪｱｰｽﾞFTSE ﾁｬｲﾅA50ETF（82823）#                    0.40    100.00%     71.72%

   11 南方東英中国創業板指数ETF（83147）#                 0.06    100.00%     66.85%

   12 Globl X中国雲端運算ETF（02826）                  0.00484    100.00%     37.32%

   13 南方東英美元貨幣市場ETF（09096）                    0.01     99.99%     99.98%

   14 ﾌﾟﾚﾐｱ･ｱｾｱﾝ100ETF（09810）                       0.000412     99.76%     93.26%

   15 ﾄﾗｯｶｰ･ﾌｧﾝﾄﾞ･ｵﾌﾞ･ﾎﾝｺﾝ（82800）#                      4.61     99.28%     61.88%

   16 CSOP FTSEﾁｬｲﾅA50ETF（82822）#                       0.90     99.25%     48.84%

   17 ﾁｬｲﾅ･ﾓﾊﾞｲﾙ（80941）#                                6.07     98.07%     81.75%

   18 Global X中国EV･ﾊﾞｯﾃﾘｰETF（09845）                   0.12     96.78%     60.14%

   19 百度（89888）#                                      0.73     95.47%     72.82%

   20 CNOOC（80883）#                                     2.15     94.59%     71.92%

　　　※銘柄名の後に#が付く銘柄の取引通貨単位は人民元

4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.04％安の17151.61ポイントだった。中国企業指数は1.34％安の5869.20ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で315億6000万HKドル。

　ハンセン指数はマイナス圏の狭いレンジでもみ合い。米連邦準備理事会（FRB）による高金利政策の長期化見通しが一段と強まり、前日の米株式相場が下落した流れを引き継いだ。米長期金利の上昇を受け、ハイテク株を中心に売りが優勢。高度技術を巡る米中対立の激化も警戒されている。もっとも、下落率が1％付近の水準では安値を拾う買いが入って相場を下支えした。

　個別ではネット株の百度（09888）、トリップ・ドットコム（09961）、美団（03690）が大きく売られ、相場の重荷となった。スポーツ用品の李寧（02331）、カジノ運営のサンズ・チャイナ（01928）、太陽光パネル用ガラスの信義光能（00968）は大幅に続落。新エネルギー車のBYD（01211）、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技（02382）も安い。半面、香港不動産関連の新世界発展（00017）、新鴻基地産（00016）、Link REIT（00823）、恒基兆業地産（00012）がそろって上昇。アジア保険会社のAIAグループ（01299）も買われた。