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　27日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日は続落して終値が昨年11月28日以来、約10カ月ぶり安値だっただけに、買い直しが先行。小高く寄り付き、上げ幅を広げている。

　指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.48％高の17550.46ポイントで推移している。個別では、ハイテク株のレノボグループ（00992）と小米集団（01810）、不動産株の龍湖集団（00960）と中国海外発展（00688）が高い。製薬の翰森製薬（03692）、石油大手のシノペック（00386）も買われている。半面、ビール大手のバドワイザーAPAC（01876）、電動工具の創科実業（00669）が下落。

　27日の中国本土株式市場で上海総合指数は反発して始まった。小高く寄り付いた後、プラス圏でもみ合う展開。中国政府による景気対策への根強い期待が買いを支えているもよう。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.18％高の3107.98ポイントで推移している。セクター別では、風力発電設備、造船が全面高。採掘、太陽光発電設備、医療サービスなども高い。半面、貴金属が全面安となっているほか、コンピューター設備、インターネットサービス、観光・ホテルなどが売られている。