20日のNY株式相場は続落。注目された米連邦公開市場委員会（FOMC）で政策金利が市場予想通りに据え置かれたものの、年内の追加利上げの可能性が示されたことでハイテク株を中心に売りが強まった。

　ダウ平均は258米ドル高まで上昇する場面もあったが、76.85米ドル安（-0.22％）で終了。朝方に0.3％超上昇したS&P500とナスダック総合もそれぞれ0.94％安、1.53％安で終了。主要3指数はそろってほぼ安値引けとなり、ともに2日続落した。

　ハイテク株はアルファベットが3.12％安となったほか、エヌビディア、マイクロソフト、ネットフリックス、アップルが2％超下落し、メタ、アマゾン、テスラも1％超下落した。S&P500の11セクターは生活必需品、不動産など4セクターが小幅に上昇した一方、コミュニケーション、IT、一般消費財、素材が1％超下落し、エネルギー、金融も0.6-0.9％下落した。

　公表されたFOMCメンバーによるフェデラル・ファンド（FF）金利見通し（中央値）では年内のあと1回の追加利上げの可能性が示され、2024年の利下げ見通しは6月FOMCと比較して小幅なものに修正された。パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長は会見でインフレは根強く、抑制のためにまだやることがあるとしたほか、経済のソフトランディンは依然可能であるが、それはFRBの主要な目的ではないとしたことも利上げ長期化懸念を強めた

【期末決算】薈萃国際（08041）
【中間決算】CWTインターナショナル（00521）
【期末決算】聯合医務（00722）
【権利落日】東方興業（00430）(中間配当）
【権利落日】サンライトREIT（00435）(期末配当）
【権利落日】鴻興印刷集団（00450）(中間配当）
【権利落日】貿易通（00536）(中間配当）
【権利落日】創信国際（00676）(中間配当）
【権利落日】深セン投控湾区発展（00737）(中間配当）
【権利落日】万事昌国際（00898）(中間配当）
【権利落日】時捷集団（01184）(中間配当）
【権利落日】福寿園国際（01448）(中間配当）
【権利落日】賽迪顧問（02176）(中間配当）
【権利落日】羚邦集団（02230）(期末配当）
【権利落日】サムスン・アジア太平洋高配当リートETF（03187）(中間配当）
【権利落日】奇富科技（03660）(中間配当）
【権利落日】サムスン・アジア太平洋高配当リートETF（09187）(中間配当）
【権利落日】深セン投控湾区発展（80737）(中間配当）

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