14日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日は6営業日続落して心理的節目の18000ポイントに迫る水準で終えただけに、買い直しが先行。8月の米消費者物価指数（CPI）の結果を受け、米金融引き締めの長期化に対する過度な警戒が和らいだもよう。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.28％高の18060.16ポイントで推移している。個別では、銀行株のHSBC（00005）、中国工商銀行（01398）、中国銀行（03988）が買われ、相場の上昇を主導。香港不動産株の九龍倉置業地産（01997）と恒隆地産（00101）、海運株の東方海外（00316）も高い。半面、電気自動車（EV）大手のBYD（01211）が下落。欧州連合（EU）が中国製EVの補助金を調査すると伝わり、嫌気されたもよう。不動産管理の碧桂園服務（06098）も売られている。

上海総合指数
　始値：3124.85ポイント
　前日比：1.78ポイント
　騰落率：0.06％

上海B株指数
　始値：236.83ポイント
　前日比：0.01ポイント
　騰落率：0％

深セン成分指数
　始値：10243.24ポイント
　前日比：-12.63ポイント
　騰落率：-0.12％

深センB株指数
　始値：1138.52ポイント
　前日比：-0.38ポイント
　騰落率：-0.03％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3736.94ポイント
　前日比：0.29ポイント
　騰落率：0.01％

ハンセン指数
　始値：18101.96ポイント
　前日比：92.74ポイント
　騰落率：0.51％

中国企業指数
　始値：6269.94ポイント
　前日比：34.23ポイント
　騰落率：0.55％

レッドチップ指数
　始値：3573.96ポイント
　前日比：8.41ポイント
　騰落率：0.24％