13日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。8月の米消費者物価指数（CPI）の発表をきょう夜に控えているほか、15日には中国の主要経済指標と最優遇貸出金利（LPR、ローンプライムレート）の算出基準となる中期貸出制度（MLF）金利の発表が予定されており、様子見気分が漂っている。

　指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.04％高の3138.43ポイントで推移している。セクター別では、電子化学品、採掘、石炭、石油が高い。半面、コンピューター設備、通信設備、インターネットサービスなどが売られている。

上海総合指数
　始値：3137.77ポイント
　前日比：0.71ポイント
　騰落率：0.02％

上海B株指数
　始値：238.64ポイント
　前日比：-0.04ポイント
　騰落率：-0.02％

深セン成分指数
　始値：10351.79ポイント
　前日比：-22.20ポイント
　騰落率：-0.21％

深センB株指数
　始値：1143.53ポイント
　前日比：-0.60ポイント
　騰落率：-0.05％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3759.61ポイント
　前日比：-0.99ポイント
　騰落率：-0.03％

　13日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日は5営業日続落して心理的節目の18000ポイントに近い水準で終えただけに、買い直しが先行。人民元相場が持ち直していることも投資家心理を支えている。

　指数は日本時間午前10時31分現在、前日比0.67％高の18147.07ポイントで推移している。個別では、原油先物相場の上昇を受けて石油株のペトロチャイナ（00857）とCNOOC（00883）が高い。国際金融銘柄のHSBC（00005）とAIAグループ（01299）も買われている。一方、医薬品卸売り大手の国薬控股（01099）と中国検索エンジン最大手の百度（09888）が売られている。