13日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日は5営業日続落して心理的節目の18000ポイントに近い水準で終えただけに、買い直しが先行。人民元相場が持ち直していることも投資家心理を支えている。

　指数は日本時間午前10時31分現在、前日比0.67％高の18147.07ポイントで推移している。個別では、原油先物相場の上昇を受けて石油株のペトロチャイナ（00857）とCNOOC（00883）が高い。国際金融銘柄のHSBC（00005）とAIAグループ（01299）も買われている。一方、医薬品卸売り大手の国薬控股（01099）と中国検索エンジン最大手の百度（09888）が売られている。

ハンセン指数
　始値：18131.10ポイント
　前日比：105.21ポイント
　騰落率：0.58％

中国企業指数
　始値：6298.38ポイント
　前日比：38.19ポイント
　騰落率：0.61％

レッドチップ指数
　始値：3582.40ポイント
　前日比：17.84ポイント
　騰落率：0.5％

■BYD（01211/002594）：純電気自動車（BEV）のセダン「海豹（シール）」を8月末にブラジルのサンパウロで正式に発表した。南米市場への「海豹」の投入は初めて。中国ニュースメディアの『界面新聞』が伝えた。

■北京首都国際機場（00694）：2023年8月の航空機発着回数は前年同月比69.6％増の3万4400回、利用客数が同152.9％増の522万9200人、貨物取扱量が36.3％増の9万6800トンだった。

■中国東方航空（00670/600115）：親会社の中国東方航空集団が同日に上海証券取引所と香港証券取引所で中国東方航空株を買い増しした。これにより中国東方航空集団の持ち株比率（全額出資子会社分も含む）は52.89％から52.9977％に上昇した。