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指数: 15分ディレイ
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週明け11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続落。前場終値は前営業日比1.68%安の17896.16ポイントだった。中国企業指数は1.42%安の6225.03ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で606億6000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の18000ポイントを割り込み、マイナス圏の狭いレンジで推移。原油相場の上昇によるインフレ高止まりが米利上げの長期化につながるとの見方から売りが優勢となった。中国景気の先行き不透明感も根強い。中国国家統計局が9日に発表した2023年8月の中国の消費者物価指数(CPI)は0.1%上昇と市場予想(0.2%上昇)から下振れし、生産者物価指数(PPI)は3.0%下落と11カ月連続で前年同月割れとなった。 個別では、アジア保険会社のAIAグループ(01299)、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)とJDドットコム(09618)が大きく売られ、相場の重荷となった。7日大引け後に2023年6月本決算を発表した新鴻基地産(00016)は9%超安。不動産株の龍湖集団(00960)と恒基兆業地産(00012)、香港コングロマリットの新世界発展(00017)も急落した。半面、医薬品関連に買いが入り、国薬控股(01099)、中国生物製薬(01177)、翰森製薬(03692)、石薬集団(01093)、薬明生物技術(02269)がそろって上昇した。 |
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ハンセン指数
引値:17896.16ポイント 前日比:-305.91ポイント 騰落率:-1.68% 中国企業指数 引値:6225.03ポイント 前日比:-89.64ポイント 騰落率:-1.42% レッドチップ指数 引値:3554.92ポイント 前日比:-46.51ポイント 騰落率:-1.29% |
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週明け11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.57%高の3134.45ポイントだった。深セン成分指数は0.44%高の10326.65ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4898億2600万元だった。
上海総合指数は小動きで始まった後、上げ幅を拡大すると、プラス圏で堅調に推移した。中国当局がA株市場を下支えするため、保険会社の一部規制を緩和したことなどが好感されたほか、指数は前週末に8月28日以来の安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がった。セクター別では、バイオや製薬、医療機械、医薬品販売などが買われた半面、不動産サービスや内装、建材などが売られた。 上海B株指数は0.59%安の235.53ポイント、深センB株指数は0.24%高の1141.79ポイントだった。 |
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