5日の香港市場でハンセン指数は反落スタート。指数は前日に2.5％超上昇し、8月11日以来およそ3週間ぶりの高値圏で終えただけに、利益確定売りが先行している。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.97％安の18662.07ポイントで推移。個別では、都市ガスの新奥能源（02688）が大幅に4営業日続落。本土不動産デベロッパーの龍湖集団（00960）、中国海外発展（00688）、華潤置地（01109）が反落している。医薬品ネット通販の京東健康（06618）、保険大手の中国平安保険（02318）も安い。半面、電力株の華潤電力控股（00836）、不動産管理会社の碧桂園服務（06098）が買われている。

　5日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。前日のNY市場はレーバーデーで休場だったことから、手掛かり材料に乏しい上、指数は前日に3週間ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが広がっているもよう。

　指数は日本時間午前10時35分現在、前日比0.42％安の3163.80ポイントで推移している。セクター別では、不動産開発や不動産サービス、採掘、保険などが売られる半面、半導体や電子部品、通信設備などが買われている。

上海総合指数
　始値：3169.74ポイント
　前日比：-7.32ポイント
　騰落率：-0.23％

上海B株指数
　始値：241.93ポイント
　前日比：-0.08ポイント
　騰落率：-0.03％

深セン成分指数
　始値：10593.68ポイント
　前日比：-18.06ポイント
　騰落率：-0.17％

深センB株指数
　始値：1153.04ポイント
　前日比：1.72ポイント
　騰落率：0.15％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3839.58ポイント
　前日比：-9.37ポイント
　騰落率：-0.24％