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指数: 15分ディレイ
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週明け4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに大幅反発。前場終値は前営業日比2.55%高の18851.35ポイントだった。中国企業指数は3.32%高の6542.61ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で840億3000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に上げ幅を拡大。売買代金が膨らむなか、50日移動平均(前引け時点で18888.37ポイント)を上抜ける場面があった。中国当局が打ち出した住宅ローン規制の緩和が買い材料となった。規制の緩い「1軒目の購入」とみなす範囲を広げる動きが中国本土の大都市で相次ぎ、関連銘柄が大きく買われた。中国メディアの財新と英IHSマークイットが1日発表した2023年8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が51.0と市場予想を上回り、前月に割り込んでいた50を回復したことも投資家心理を支えた。 個別では、不動産開発の龍湖集団(00960)、華潤置地(01109)、中国海外発展(00688)がともに10%超上昇した。不動産管理の華潤万象生活(01209)と碧桂園服務(06098)も大幅高。本土系金融株の中国人寿保険(02628)、中国平安保険(02318)、招商銀行(03968)の上昇が目立った。一方、都市ガスの新奥能源(02688)が3営業日続落。電力株の華潤電力控股(00836)、カジノ株の銀河娯楽(00027)もさえない。 |
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ハンセン指数
引値:18851.35ポイント 前日比:469.29ポイント 騰落率:2.55% 中国企業指数 引値:6542.61ポイント 前日比:210.19ポイント 騰落率:3.32% レッドチップ指数 引値:3713.74ポイント 前日比:116.20ポイント 騰落率:3.23% |
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週明け4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比1.12%高の3168.38ポイントだった。深セン成分指数は1.02%高の10570.82ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5495億1500万元だった。
上海総合指数はプラス圏で推移した。広州市や深セン市に続いて北京市と上海市も住宅ローン規制を緩和し、4つの一線都市すべてが1軒目の購入と認める範囲を広げたことを受け、不動産市場の回復への期待が高まり、買いが広がった。前週末に発表された米雇用統計で失業率が予想以上に悪化したことを受け、利上げ懸念が和らいだことも相場を支えた。セクター別では、採掘や石炭、化学肥料、酒造が全面高となったほか、建材、鉄鋼、不動産サービスなども買われた。半面、半導体やゲーム、医療機械などが売られた。 上海B株指数は2.04%高の241.80ポイント、深センB株指数は1.51%高の1148.48ポイントだった。 |
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