ハンセン指数
　始値：18592.53ポイント
　前日比：210.47ポイント
　騰落率：1.14％

中国企業指数
　始値：6428.74ポイント
　前日比：96.32ポイント
　騰落率：1.52％

レッドチップ指数
　始値：3622.36ポイント
　前日比：24.82ポイント
　騰落率：0.69％

■BYD（01211/002594）：2023年8月の新車販売台数は前年同月比56.9％増の27万4400台だった。1−8月累計では前年同期比82.2％増の179万2200台となった。

■小鵬汽車（09868）：2023年8月の納車台数は前年同月比43％増の1万3700台だった。1−8月の累計では前年同期比26.6％減の6万6100台となった。

■吉利汽車（00175）：2023年8月の新車販売台数は前年同月比24％増の15万2600台だった。うち、高級電気自動車（EV）ブランドの「ZEEKR」は72％増の1万2200台と急増した。

　週明け4日の香港市場は反発して始まるか。中国当局が打ち出した住宅需要を喚起する政策が買いを誘いそうだ。中国人民銀行（中央銀行）と国家金融監督管理総局は8月31日、住宅ローンの頭金比率基準を引き下げた。2軒目以降を購入する住宅ローンの金利の下限も下げた。また、人民元の対米ドル相場が上昇基調にあり、投資家が運用リスクを取りやすくなると予想される。

　もっとも、1日に米長期金利が上昇しており、香港市場でもハイテク株が売られて相場の上値が重い展開があり得る。1日発表の8月のサプライマネジメント協会（ISM）製造業景況感指数が市場予想を上回ったことで米インフレ圧力の根強さが意識され、同日のNY債券市場で長期金利の指標となる米10年債利回りが上昇した。

　1日のNY株式相場はダウ平均が反発した半面、ハイテク株主体のナスダック総合は6営業日ぶりに反落した。メスター米クリーブランド連銀総裁の「インフレは依然として高すぎる」「失業率は依然として低い」などのタカ派的な発言が伝わり、米国債利回りを押し上げた。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は高安まちまち。国際金融銘柄のHSBC（00005）とAIAグループ（01299）、香港公益株のホンコン・チャイナガス（00003）が香港終値を下回った半面、大型ネット株のアリババ集団（09988）と美団（03690）、不動産株の華潤置地（01109）が上回って終えた。