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指数: 15分ディレイ
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週明け28日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前営業日比1.70%高の18260.91ポイントだった。中国企業指数は2.07%高の6303.05ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で633億4000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ全面高で寄り付いた。朝方にやや上げ幅を縮めたものの、前週末に割り込んでいた心理的節目の18000ポイントを上回って推移。中国財政部が証券取引印紙税の税率を28日から半減させ、中国証券監督管理委員会(CSRC)が資本市場の活性化措置を週末に発表したことで中国本土の株式相場が上昇し、香港でも買い安心感が広がった。注目された米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演について、発言がおおむね想定内だったとの見方から25日のNY株式相場が反発したことも好感された。 個別では、民営不動産会社の碧桂園(02007)が大幅に続伸。前週末に売られたレノボグループ(00992)、香港証券取引所(00388)、ネットイース(09999)が大きく買い戻された。医薬品関連の石薬集団(01093)、翰森製薬(03692)、薬明生物技術(02269)、阿里健康(00241)の上昇も目立つ。一方、都市ガスの新奥能源(02688)、香港コングロマリットの新世界発展(00017)が続落した。 |
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ハンセン指数
引値:18260.91ポイント 前日比:304.53ポイント 騰落率:1.70% 中国企業指数 引値:6303.05ポイント 前日比:127.76ポイント 騰落率:2.07% レッドチップ指数 引値:3570.60ポイント 前日比:37.16ポイント 騰落率:1.05% |
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週明け28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に反発。前場終値は前日比2.30%高の3134.44ポイントだった。深セン成分指数は2.38%高の10371.23ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7776億2300万元だった。
上海総合指数は終始プラス圏で推移した。中国当局が前週末に発表した資本市場の活性化措置を好感。財政部などが28日付で証券取引印紙税を引き下げ、中国証券監督管理委員会が新規株式公開(IPO)の抑制、大株主による株式売却の制限、証券会社から資金を借りて株式を買う信用取引の保証金引き下げを明らかにした。もっとも、寄り付きで前週末比154.97ポイント(5.06%)上昇し、心理的節目の3200ポイントに乗せたが、その後はもみ合いながら上げ幅を縮小した。 セクター別では、不動産開発、証券、建設コンサルティング、石炭などが全面高。半面、貴金属の一角が軟調だった。 上海B株指数は1.54%高の255.48ポイント、深センB株指数は1.44%高の1152.33ポイント。 |
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