上海総合指数
　引値：3134.44ポイント
　前日比：70.37ポイント
　騰落率：2.30％

上海B株指数
　引値：255.48ポイント
　前日比：3.88ポイント
　騰落率：1.54％

深セン成分指数
　引値：10371.23ポイント
　前日比：240.76ポイント
　騰落率：2.38％

深センB株指数
　引値：1152.33ポイント
　前日比：16.32ポイント
　騰落率：1.44％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3794.74ポイント
　前日比：85.59ポイント
　騰落率：2.31％

　週明け28日の中国本土株式市場で上海総合指数は大幅に反発してスタート。寄り付きで前週末比154.97ポイント（5.06％）上昇し、心理的節目の3200ポイントに乗せたが、その後は上げ幅をやや縮小してもみ合う展開。中国当局が週末に発表した資本市場の活性化措置が材料視されている。財政部などが28日付で証券取引印紙税を引き下げ、中国証券監督管理委員会が新規株式公開（IPO）の抑制、大株主による株式売却の制限、証券会社から資金を借りて株式を買う信用取引の保証金引き下げを明らかにした。

　指数は日本時間午前10時39分現在、前営業日比3.03％高の3156.97ポイントで推移している。セクター別では、証券、保険、不動産開発、不動産サービスなどが全面高。半面、貴金属の一角が軟調。

　週明け28日の香港市場でハンセン指数は大幅に反発して始まった。前週末に終値ベースで割り込んでいた心理的節目の18000ポイントを始値で回復し、ほぼ全面高の展開。注目された米連邦準備理事会（FRB）のパウエル議長の講演について、発言がおおむね想定内だったとの見方から、25日のNY株式相場が反発した流れを引き継いだ。中国の当局が週末に発表した資本市場の活性化策も好感されたもよう。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前営業日比2.38％高の18383.09ポイントで推移している。個別では、民営不動産会社の碧桂園（02007）と龍湖集団（00960）が急伸。取引所運営の香港証券取引所（00388）、保険株の中国人寿保険（02628）と中国平安保険（02318）、銀行株の招商銀行（03968）も大幅高となっている。