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23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.35%高の17852.43ポイントだった。中国企業指数は0.36%高の6119.71ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で425億3000万HKドルだった。
ハンセン指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の方向感を欠いた展開。米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長の講演を25日に控え、内容を見極めたい投資家は積極的な売買を見送ったもよう。ただ、前日に続いて金融株とエネルギー株に買いが入り、相場を押し上げた。 個別では、金融株のAIAグループ(01299)と中国建設銀行(00939)、中国工商銀行(01398)、エネルギー株の中国神華能源(01088)とシノペック(00386)、ペトロチャイナ(00857)がそろって続伸。前日大引け後に2023年6月中間決算を発表した安踏体育用品(02020)が11.65%高となったほか、百度(09888)と恒基兆業地産(00012)も上昇した。ビール大手の華潤ビール(00291)も高い。半面、不動産開発の碧桂園(02007)の下げがきつい。スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、アルミメーカーの中国宏橋(01378)、電動工具大手の創科実業(00669)は大幅に反落した。 |
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ハンセン指数
引値:17852.43ポイント 前日比:61.42ポイント 騰落率:0.35% 中国企業指数 引値:6119.71ポイント 前日比:22.12ポイント 騰落率:0.36% レッドチップ指数 引値:3504.52ポイント 前日比:16.80ポイント 騰落率:0.48% |
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23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.55%安の3103.10ポイントだった。深セン成分指数は1.08%安の10262.48ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4204億6200万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、総じて心理的節目の3100ポイントを挟んでもみ合った。前日に同節目を回復した後とあって、利益確定売りが出た。中国不動産業の債務問題や中国経済の先行き不安が引き続き地合いを圧迫した。米利上げの長期化が警戒されるなか、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演を25日に控え、発言内容を見極めたい気分も漂った。 セクター別では、造船、バッテリー素材が全面安。航空・宇宙関連、証券、建材なども売られた。半面、石炭が全面高となったほか、医薬品小売り、銀行などがしっかり。 上海B株指数は0.25%安の259.58ポイント、深センB株指数は0.31%安の1137.15ポイント。 |
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