■思摩爾国際（06969）：2023年6月中間決算は売上高が前年同期比9.4％減の51億2300万元、純利益が同48.2％減の7億1700万元。ファクトセットがまとめた直前の市場コンセンサス予想は売上高が51億2200万元、純利益が7億3700万元。

■吉利汽車（00175）：きょう2023年6月中間決算を発表する。ファクトセットがまとめた直前の市場コンセンサス予想は売上高が770億7500万元、純利益が11億元。

■百度（09888）：きょう2023年6月中間決算を発表する。ファクトセットがまとめた直前の市場コンセンサス予想は売上高が650億7400万元、純利益が107億4600万元。

　NYMEX原油 中心限月
　　終値：80.12
　　前日比：-0.54
　　騰落率：-0.67％

　COMEX金 中心限月
　　終値：1923.00
　　前日比：6.50
　　騰落率：0.34％

　LME銅 3カ月物
　　終値：8274.65
　　前日比：15.21
　　騰落率：0.18％

　LMEアルミ 3カ月物
　　終値：2143.82
　　前日比：5.67
　　騰落率：0.27％

　22日の香港市場は反発スタートか。ハンセン指数は前日まで7営業日続落し、昨年11月28日以来およそ9カ月ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を買い戻す動きが相場を支えそうだ。決算発表や業績見通しを手掛かりに個別銘柄を物色する動きも引き続き活発だろう。きょうは吉利汽車（00175）や百度（09888）、快手科技（01024）、舜宇光学科技（02382）などが6月中間決算を発表する。

　一方、買い一巡後は上値の重い展開になると予想する。中国の不動産企業の債務問題や中国の景気悪化への懸念が引き続き重荷となるほか、米利上げの長期化観測と米長期金利の上昇が嫌気されそうだ。21日に米10年国債利回りは一時4.35％となり、2007年11月以来の水準まで上昇した。

　21日のNY市場でダウ平均は反落。一方、このところ下げが目立っていたハイテク株は買い戻され、ナスダック総合指数は5営業日ぶりに反発した。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、テンセント（00700）やJDドットコム（09618）、アリババ集団（09988）、HSBC（00005）などが香港終値を上回った半面、中国建設銀行（00939）、AIAグループ（01299）などが下回って引けた。