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指数: 15分ディレイ
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週明け21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は7営業日続落。前場終値は前営業日比1.38%安の17703.08ポイントだった。中国企業指数は1.31%安の6066.45ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で552億HKドル。
ハンセン指数は下落率1%前後のレンジで推移。底堅い米景気を背景に米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長引くとの見方が重荷になった。中国不動産企業の債務処理問題に対する不安がくすぶるなか、寄り付き前に発表された8月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)が失望売りを誘ったもよう。1年物金利の引き下げ幅は0.1%と市場予想より小さく、住宅ローン金利の目安である期間5年超の金利は据え置かれた。 個別では、前週末に2023年6月中間決算を発表した海運株の東方海外(00316)が急落。保険株の中国人寿保険(02628)とAIAグループ(01299)、中国平安保険(02318)が売られて相場の重荷なった。ガラスメーカーの信義ガラス(00868)と信義光能(00968)、ビール大手の華潤ビール(00291)は大幅に反落した。半面、前週末に安かった中升集団(00881)と碧桂園(02007)、レノボグループ(00992)が上昇。前週末に中間決算を発表した中国宏橋(01378)も高い。 |
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ハンセン指数
引値:17703.08ポイント 前日比:-247.77ポイント 騰落率:-1.38% 中国企業指数 引値:6066.45ポイント 前日比:-80.54ポイント 騰落率:-1.31% レッドチップ指数 引値:3488.55ポイント 前日比:-52.52ポイント 騰落率:-1.48% |
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週明け21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.38%安の3120.18ポイントだった。深セン成分指数は0.24%安の10432.93ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4237億6100万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、終始マイナス圏でもみ合った。寄り付き前に発表された8月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は住宅ローン金利の目安である期間5年超物が事前の予想に反して据え置きとなり、1年物も引き下げ幅が0.1%と予想の0.15%より小幅だったことから、失望売りが出たもよう。一方、当局による政策支援の効果への期待が下値を支えた。前週末に上海と深セン市場のA株・B株取引手数料の3割引き下げが発表されたほか、金融当局が会合で不動産与信政策の調整と最適化を表明した。 セクター別では、保険が全面安。航空・空港運営、証券、医薬品小売り、太陽光発電設備なども安い。半面、環境関連、インターネットサービス、通信サービスなどが買われた。 上海B株指数は0.08%安の261.27ポイント、深センB株指数は0.33%安の1152.41ポイント。 |
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