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指数: 15分ディレイ
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16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続落。前場終値は前日比1.39%安の18323.22ポイントだった。中国企業指数は1.36%安の6279.94ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で497億5000万HKドルだった。
ハンセン指数は下落率1%前後でもみ合い。米7月小売売上高が市場予想を上回り、底堅い米景気を背景に米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方から売りが優勢となった。15日に格付け会社フィッチ・レーティングスが米銀大手を含む70行以上を格下げする可能性があると発表し、NY株式相場が反落したことで投資家心理が悪化。中国景気減速も引き続き警戒された。ロイター通信によると、中国国家統計局が午前に発表した7月の都市住宅価格指数は前年同月比0.1%下落した。 個別では、金融株のHSBC(00005)や招商銀行(03968)、中国人寿保険(02628)、中国平安保険(02318)がそろって売られた。香港商業不動産の九龍倉置業地産(01997)と中国検索大手の百度(09888)、スポーツ用品の安踏体育用品(02020)、李寧(02331)は大幅に続落。前日大引け後に2023年6月中間決算を発表したホンコン・チャイナガス(00003)も下げた。半面、民営不動産企業の龍湖集団(00960)、碧桂園(02007),碧桂園服務(06098)が急上昇した。 |
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ハンセン指数
引値:18323.22ポイント 前日比:-257.89ポイント 騰落率:-1.39% 中国企業指数 引値:6279.94ポイント 前日比:-86.54ポイント 騰落率:-1.36% レッドチップ指数 引値:3615.66ポイント 前日比:-11.14ポイント 騰落率:-0.31% |
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16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続落。前場終値は前日比0.25%安の3168.32ポイントだった。深セン成分指数は0.22%安の10655.80ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4432億3200万元だった。
上海総合指数は総じてマイナス圏でもみ合った。ほぼ出揃った7月の中国の主要経済指標はいずれも弱いものとなり、中国の景気悪化への懸念が引き続き地合いを冷やした。米中間の金利差が拡大し、為替市場で人民元安・米ドル高が進んだことも嫌気された。株式取引にかかる印紙税の引き下げなど、根強い政策期待で売り一巡後は下げ幅を縮め、わずかながらプラスに転じる場面もあったが、勢いは続かなかった。 セクター別では、造船が全面安。電気、ゲーム、コンピューター、自動車部品なども安い。半面、不動産開発、不動産サービス、証券などが上昇した。 上海B株指数は0.75%安の266.15ポイント、深センB株指数は0.22%安の1173.46ポイント。 |
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