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指数: 15分ディレイ
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■香港証券取引所(00388):2023年6月中間決算をきょう発表する。ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想は売上高が106億4800万HKドル、純利益は63億1800万HKドル。
■テンセント(00700):2023年6月中間決算をきょう発表する。ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想は売上高が3017億3800万元、純利益は595億7700万元。 ■万洲国際(00288):2023年6月中間決算は売上高が前年同期比2.1%減の131億1600万米ドル、純利益は44.7%減の4億2000万米ドルだった。EPSは0.0327米ドルと、ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想の0.02米ドルを上回った。 |
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16日の香港市場は、前日の米株安の流れを引き継いで続落か。米7月小売売上高が市場予想を上回ったことで、底堅い米景気を背景に米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め長期化が警戒され、ハイテク・グロース株を中心に売りが出そうだ。15日のNY債券市場で、米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.27%と2022年10月以来の高水準を付けた。
決算発表や業績見通しを受けた個別銘柄の物色は引き続き活発に行われるだろう。きょうはハンセン指数構成銘柄の香港証券取引所(00388)、テンセント(00700)、JDドットコム(09618)が2023年6月中間決算を発表する。また、中国国家統計局がきょう発表する7月の主要70都市住宅価格が注目されそうだ。 15日のNY株式相場はダウ平均が4営業日ぶりに反落。中国経済への懸念や、フィッチ・レーティングの格下げ警告が嫌気された米大手銀の下落が重しとなった。S&P500とナスダック総合も反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は大型ネット株のテンセントとアリババ集団(09988)、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)がそろって香港終値を下回った。半面、香港不動産大手の長江実業集団(01113)が上回って終えた。 |
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15日のNY株式相場は反落。ホーム・デポの決算や米7月小売売上高が市場予想を上回る強い結果となったものの、弱い経済指標を受けた中国経済への懸念やフィッチ・レーティングの格下げ警告が嫌気された米大手銀の下落が重しとなった。
ダウ平均は軟調にスタートすると、終盤に399米ドル安まで下落し、361.24米ドル安(-1.02%)と4日ぶりに反落して終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.16%安、1.14%安と反落。S&P500は3月29日以来、約5カ月ぶりに50日移動平均線を割り込んだ。業種別ではS&P500の全11セクターが下落。エネルギーが2.44%安となり下落率トップとなったほか、金融、公益、素材、一般消費財が下落率上位となった。 アジア時間に発表された中国の7月工業生産や小売売上高などの経済指標が市場予想を下回ったことで中国の景気減速懸念が強まった。中国人民銀行が政策金利を0.15%引き下げたが、政策期待は高まらず、むしろ景気悪化懸念を強めた。フィッチはJPモルガン・チェースなど米大手10行の格付け引き下げる必要があると警告。バンク・オブ・アメリカが3.20%安となったほか、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、ゴールドマン・サックスも2%超下落した。 注目されたホーム・デポの決算は売上高、利益ともに市場予想を上回り、株価は0.66%上昇した。米7月小売売上高は前月比+0.7%となり、市場予想の+0.4%を上回った。一方、米8月NY連銀製造業景気指数や米8月NAHB住宅市場指数が予想を下回ったが、米10年債利回りは前日の4.18%台から一時4.27%台まで上昇し、4.21%台で終了した。 |
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