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指数: 15分ディレイ
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15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前日比0.80%安の18622.55ポイントだった。中国企業指数は0.65%安の6382.38ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で436億HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。中国人民銀行(中央銀行)が15日の公開市場操作(オペ)で最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)の算出基準となる中期貸出制度(MLF)金利を2カ月ぶりに引き下げたものの、市場の浮揚効果は限られた。米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を高水準にとどめるとの見方が根強いなか、米中間の金利差の拡大で人民元安が一段と進むことが警戒されたもよう。午前中に発表された7月の中国の主要経済指標が軒並み予想から下振れし、中国景気の悪化への懸念も地合いを冷やした。 個別では、JPモルガンが投資判断と目標株価を引き下げた香港不動産関連の九龍倉置業地産(01997)が7.30%安と急落。ビールメーカーのバドワイザーAPAC(01876)、宝飾品大手の周大福珠宝(01929)、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)なども安い。半面、電動工具大手の創科実業(00669)や、足元で大きく下げていた本土不動産関連の碧桂園服務(06098)、碧桂園(02007)が反発した。 |
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ハンセン指数
引値:18622.55ポイント 前日比:-151.00ポイント 騰落率:-0.80% 中国企業指数 引値:6382.38ポイント 前日比:-41.46ポイント 騰落率:-0.65% レッドチップ指数 引値:3631.98ポイント 前日比:-27.23ポイント 騰落率:-0.74% |
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15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.29%安の3169.19ポイントだった。深セン成分指数は0.85%安の10663.47ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4276億9400万元だった。
上海総合指数はプラス圏に浮上する場面もあったが、マイナス圏での推移が目立った。中国人民銀行(中央銀行)が中期貸出制度(MLF)の1年物金利を2.65%から2.50%に引き下げたことを受け、オフショア人民元が対米ドル相場で下落し、相場の重しとなった。また、国家統計局が発表した小売売上高や鉱工業生産が市場予想から下振れたことも嫌気された。セクター別では、太陽光発電設備やゲーム、半導体などが売られた半面、医薬品販売、小売り、繊維・アパレルなどが買われた。 上海B株指数は0.53%安の268.36ポイント、深センB株指数は0.22%安の1175.74ポイントだった。 |
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