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指数: 15分ディレイ
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11日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比3.52%安の95.72米ドルと反落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も4.10%安の137.91米ドルと反落した。主な中国関連ネット・IT株の11日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):95.72米ドル(-3.52%) ■百度(BIDU):137.91米ドル(-4.10%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):40.52米ドル(-2.03%) ■JDドットコム(JD):36.46米ドル(-5.27%) ■ウェイボー(WB):13.69米ドル(-3.52%) ■ネットイース(NTES):103.06米ドル(-3.91%) ■モモ(MOMO):10.05米ドル(-3.27%) ■レンレン(RENN):1.23米ドル(+0.41%) ■滴滴出行(DIDI):3.20米ドル(-0.93%) ■捜狐(SOHU):11.39米ドル(+0.09%) ■チーター・モバイル(CMCM):2.41米ドル(-4.37%) ■テンセント・ミュージック(TME):6.09米ドル(-2.40%) |
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11日のNY株式相場は高安まちまち。米7月生産者物価指数(PPI)の伸びが市場予想を上回ったことで利上げの長期化懸念が強まり下落してスタートしたが、その後ミシガン大学が発表した8月の期待インフレ率が前月から低下したことで警戒感がやや後退した。
ダウ平均は朝方に116米ドル安まで下落後、178米ドル高まで上昇し、105.25米ドル高(+0.30%)と2日続伸して終了した。S&P500も0.56%安まで下落後、0.17%高まで上昇したが、終値では0.11%安と小幅に下落して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.93%安まで下落後、終日マイナス圏で推移し、0.68%安で終了した。 週間ではダウ平均が0.62%高と反発した一方、S&P500が0.31%安、ナスダック総合は1.90%安とともに2週続落。ナスダック総合は今年初めての2週続落となった。8月月初来では、ダウ平均が0.78%安と3カ月ぶりの反落ペースとなり、S&P500は2.72%安、ナスダック総合は4.89%安となり、ともに6カ月ぶりの反落ペースとなった。 業種別ではエネルギー、ヘルスケア、公益、金融など7セクターが上昇し、IT、コミュニケーション、一般消費財など4セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はシェブロンが2.06%高、メルク、アメリカン・エキスプレス、ベライゾンなども1%超上昇した一方、ウォルト・ディズニーが2.99%安、ボーイングが1.07%安となった。 寄り前に発表された7月PPIは前年比+0.8%と7月分改定値の+0.2%から伸びが加速し、市場予想の+0.7%を上回った。前月比でも+0.3%と予想の+0.2%を上回ったほか、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPPIも前年比+2.4%、前月比+0.3%とそれぞれ予想の+2.3%、+0.2%を上回った。 寄り後に発表された8月ミシガン大消費者信頼感指数速報値は71.2と予想の71.0を上回ったが、併せて発表された同1年先期待インフレ率速報値は3.3%と前月の+3.4%から低下し、同5年先期待インフレ率速報値も2.9%と前月の3.0%から低下した。 |
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ADR終値に基づく本日のハンセン指数の寄値目安は前日比170.5ポイント安
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