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11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.62%安の19128.54ポイントだった。中国企業指数は1.07%安の6557.40ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で528億9000万HKドル。
ハンセン指数は小動きで始まり、次第に下げ幅を拡大。中国本土の不動産企業の債務処理問題が改めて意識され、投資家が運用リスクをとりにくくなったもよう。米長期金利の上昇も地合いを悪化させた。10日のNY債券市場で、長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.11%高い4.11%で終えた。もっとも、心理的節目の19000ポイントに近い水準では下げ渋った。 個別では、前日大引け後に業績見通しを発表した民営不動産大手の碧桂園(02007)が急落。不動産管理の碧桂園服務(06098)、不動産開発の龍湖集団(00960)も大きく売られた。大型ネット株の美団(03690)は3日ぶりに反落した。保険株の中国人寿保険(02628)と中国平安保険(02318)も安い。一方、2023年4−6月期決算を発表したアリババ集団(09988)、23年6月中間決算を発表した李寧(02331)が買われた。前日に17%超下げた創科実業(00669)は大幅に反発。通信キャリアのチャイナ・モバイル(00941)とチャイナ・ユニコム(00762)も高い。 |
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ハンセン指数
引値:19128.54ポイント 前日比:-119.72ポイント 騰落率:-0.62% 中国企業指数 引値:6557.40ポイント 前日比:-71.15ポイント 騰落率:-1.07% レッドチップ指数 引値:3689.29ポイント 前日比:-35.66ポイント 騰落率:-0.96% |
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11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比1.19%安の3215.82ポイントだった。深セン成分指数は1.24%安の10913.02ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4668億5300万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、ほぼ一本調子で下げ幅を拡大。中国景気の先行き不安や、ハイテク分野の米中対立の激化への懸念が引き続き重荷となった。来週は7月の中国主要経済指標の発表を控えており、週末を前にリスク回避の動きが優勢。もっとも、心理的節目の3200ポイント手前では下げ渋っている。 セクター別では、採掘、保険、石炭、貴金属が全面安。ガス、証券も安い。半面、医薬品小売りや製薬、漢方薬、不動産開発などが堅調だった。 上海B株指数は0.76%安の273.33ポイント、深センB株指数は0.63%安の1201.02ポイントだった。 |
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