上海総合指数
　引値：3235.90ポイント
　前日比：-8.59ポイント
　騰落率：-0.26％

上海B株指数
　引値：273.38ポイント
　前日比：0.64ポイント
　騰落率：0.23％

深セン成分指数
　引値：10980.20ポイント
　前日比：-59.25ポイント
　騰落率：-0.54％

深センB株指数
　引値：1204.55ポイント
　前日比：-2.12ポイント
　騰落率：-0.18％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3948.12ポイント
　前日比：-19.45ポイント
　騰落率：-0.49％

　10日の中国本土株式市場で上海総合指数は小安く寄り付いた直後、上げに転じた。中国景気の先行き不安がくすぶるものの、前日は終値ベースで約2週間ぶり安値を連日で更新したとあって買い直しが入りやすい。決算発表や業績見通しを受けた個別物色も相場を支えている。

　指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.06％高の3246.34ポイントで推移している。セクター別では、造船とバッテリー素材、空運が全面高。ガス、石油、太陽光発電も高い。半面、医療サービスや貴金属、酒造、自動車、不動産サービスが売られている。

　10日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。前日のNY市場で主要3指数がそろって下落した流れを引き継いだ。また、米国のバイデン大統領が9日、中国の一部ハイテク企業に対する米投資を制限する大統領令に署名したことも嫌気されているもよう。

　指数は日本時間午前10時33分現在、前日比0.52％安の19145.12ポイントで推移している。個別では、6月中間決算を発表した創科実業（00669）が大幅安となっているほか、碧桂園（02007）や碧桂園服務（06098）、信義ガラス（00868）の下落も目立つ。半面、恒安国際集団（01044）やチャイナ・ユニコム（00762）などが買われている。