マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
香港証券取引所は9日、上海市場との相互株式取引「滬港通(上海・香港ストックコネクト)」の同日の統計を発表した。うち、上海A株に投資する「滬股通」(上海コネクト・ノースバウンド)の取引状況は次の通り。
■滬股通(香港→上海) 当日の売買代金:398億7643万元 買い代金:192億3219万元 売り代金:206億4424万元 ■当日の売買代金上位10銘柄 1 貴州茅台酒(600519) 売買代金:1,034百万元 買い代金:373百万元 売り代金:661百万元 2 無錫薬明康徳新薬開発(603259) 売買代金:964百万元 買い代金:688百万元 売り代金:276百万元 3 富士康工業互聯網(601138) 売買代金:952百万元 買い代金:375百万元 売り代金:577百万元 4 中信証券(600030) 売買代金:876百万元 買い代金:479百万元 売り代金:397百万元 5 招商銀行(600036) 売買代金:718百万元 買い代金:167百万元 売り代金:551百万元 6 隆基緑能科技(601012) 売買代金:527百万元 買い代金:201百万元 売り代金:326百万元 7 中国平安保険(601318) 売買代金:450百万元 買い代金:145百万元 売り代金:305百万元 8 江蘇恒瑞医薬(600276) 売買代金:393百万元 買い代金:108百万元 売り代金:284百万元 9 中国国際金融(601995) 売買代金:345百万元 買い代金:182百万元 売り代金:163百万元 10 三一重工(600031) 売買代金:333百万元 買い代金:204百万元 売り代金:130百万元 |
|
||
9日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。終値は前日比0.32%高の19246.03ポイントだった。中国企業指数は0.39%高の6613.23ポイント。メインボードの売買代金は概算で850億300万HKドル。
ハンセン指数は序盤に安く推移したが、中盤以降は前日終値を挟んで一進一退の展開となった。中国の内需の弱さと世界景気の減速が警戒された上、前日の米株安が地合いを悪化させたものの、中国の景気下支え策への期待から割安感がある銘柄を中心に買い戻しが入って相場を押し上げた。中国国家統計局が寄り付き後に発表した7月の消費者物価指数(CPI)は2021年2月以来2年5カ月ぶりの前年同月割れとなったが、中国人民銀行(中央銀行)が金融緩和に動きやすくなったとの観測も浮上したもよう。セクター別では医療・ヘルスケアと必需消費財が上げた半面、素材と工業が軟調だった。 ハンセン指数構成銘柄では、大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)が買われて相場の上昇を主導。製薬の中国生物製薬(01177)と翰森製薬(03692)、石薬集団(01093)は反発した。繊維株の申洲国際集団(02313)、食品・飲料株の康師傅控股(00322)、海運株の東方海外(00316)も買われた。一方、金融株の招商銀行(03968)と中国人寿保険(02628)、AIAグループ(01299)が売られ、相場の重荷だった。民営不動産大手の碧桂園(02007)と碧桂園服務(06098)は続落。太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)、不動産投資信託のLink REIT(00823)も安い。 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.01%安の4373.71ポイントと小幅に続落。電気自動車メーカーの理想汽車(02015)と小鵬汽車(09868)、蔚来集団(09866)の下げがきつい。半導体ファウンドリーの華虹半導体(01347)も売られた。半面、ショート動画プラットフォームの快手科技(01024)、中国ミニブログ最大手のウェイボー(09898)が高い。 |
|
||
香港証券取引所が9日に発表した統計によると、香港から中国本土株に投資する「滬股通(上海コネクト・ノースバウンド)」と「深股通(深センコネクト・ノースバウンド)」は、合わせて成約ベースで13億3200万元の売り越しだった。うち上海市場は14億1200万元の売り越し、深セン市場は8000万元の買い越しだった。
|
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |