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9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅ながら3日続落。前場終値は前日比0.06%安の19173.22ポイントだった。中国企業指数は0.15%安の6577.77ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で458億4000万HKドル。
ハンセン指数は安く始まった。前日に続いて中国の内需の弱さと世界景気の減速が懸念された上、8日のNY株式相場の反落が投資家心理を悪化させた。ただ、心理的節目の19000ポイント近くで下値の固さを確認すると、下げ幅を縮小。一時は上げに転じる場面があった。中国国家統計局が寄り付き後に発表した7月の消費者物価指数(CPI)は2021年2月以来、2年5カ月ぶりの前年同月割れとなったが、中国人民銀行(中央銀行)による金融緩和の余地が広がったとの観測も浮上したもよう。 個別では、民営不動産大手の碧桂園(02007)と碧桂園服務(06098)、龍湖集団(00960)が続落。金融株の招商銀行(03968)と中国人寿保険(02628)、AIAグループ(01299)、HSBC(00005)が売られ、相場の重荷となった。カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)、不動産投資信託のLink REIT(00823)も安い。半面、製薬の中国生物製薬(01177)と翰森製薬(03692)、石薬集団(01093)、香港商業不動産の九龍倉置業地産(01997)が急反発。ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、海運大手の東方海外(00316)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:19173.22ポイント 前日比:-10.95ポイント 騰落率:-0.06% 中国企業指数 引値:6577.77ポイント 前日比:-9.98ポイント 騰落率:-0.15% レッドチップ指数 引値:3713.55ポイント 前日比:5.84ポイント 騰落率:0.16% |
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9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.36%安の3249.02ポイントだった。深セン成分指数は0.28%安の11067.33ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4550億7800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。寄り付きとほぼ同時に発表された中国の7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.3%下落、生産者物価指数(PPI)は同4.4%下落した。デフレが進行して景気が一層冷え込むことへの懸念が重荷となった。もっとも、政策期待が地合いをある程度支え、下値は限られた。 セクター別では、自動車サービスが全面安。文化・メディア・ゲーム、観光・ホテル、通信設備も売られた。半面、医療サービスや製薬、医薬品小売り、漢方薬が上昇した。 上海B株指数は0.62%安の273.48ポイント、深センB株指数は0.55%安の1207.94ポイント。 |
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