■午後0時以降の記事一覧：

【香港】九龍倉置業地産の6月中間決算は予想下振れ、目標株価引き下げ＝シティ
【香港】蔚来集団の目標株価を引き上げ、「買い」判断は維持＝HSBC
【香港】ブリリアンス・チャイナが取引再開、香港当局が贈賄の疑いで会長を調査
【香港】Qテクノロジーの目標株価引き上げ、「中立」判断維持＝クレディ・スイス
【香港】中国旺旺の目標株価を小幅引き下げ、投資判断「イコールウエート」＝モルスタ
【香港】キャセイ・パシフィック、新ビジネスクラス「Aria Suite」を設置へ
【香港】碧桂園、米ドル建て社債2本の利払いに遅延
【香港】理想汽車の目標株価を引き上げ、投資判断「買い」＝HSBC
【香港】小米集団の4−6月期調整済み純利益は92％増と予想＝招銀国際
【香港】金融サービスセクターの業績市場予想一覧（8月8日）
【香港】機械セクターの業績市場予想一覧（8月8日）
【香港】小鵬汽車の投資判断と目標株価を引き上げ＝HSBC

【中国】イータイ･コール、11日にH株が上場廃止
【中国】海南航空控股、航空機部品のメンテナンス会社を設立へ
【中国】中国の7月米ドル建て輸出は14.5％減、予想下振れ
【中国】腐敗取り締まり、医薬品と医療機器メーカーに打撃へ＝大和

　香港証券取引所が8日に発表した統計によると、中国本土から香港株に投資する「港股通」（サウスバウンド・トレーディング）は、成約ベースで73億3000万HKドルの買い越しだった。うち上海経由の買越額は33億4100万HKドル、深セン経由は39億8900万HKドルだった。

　8日の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。終値は前日比1.81％安の19184.17ポイントだった。中国企業指数は2.18％安の6587.75ポイント。メインボードの売買代金は概算で1046億1000万HKドル。

　ハンセン指数は安く寄り付いた後、終始マイナス圏でもみ合った。終値ベースで7月24日以来、約2週間ぶりの安値を更新。中国経済の先行き不安が地合いを悪化させた。午前中に発表された7月の中国貿易統計は輸出と輸入がともに予想を下回り、前月よりも一段と減少率を拡大した。また、大手不動産デベロッパー、碧桂園（02007）が8月6日に期限を迎えた米ドル建て社債2本の利払いを実施していないと伝わり、本土不動産企業の債務リスクへの懸念が一層高まった。

　ハンセン指数構成銘柄では、碧桂園が14.39％安と急落したほか、同系列の碧桂園服務（06098）、同業の龍湖集団（00960）も大幅安。自動車ディーラーの中升集団（00881）、大型ネット株のJDドットコム（09618）と百度（09888）、ガラスメーカーの信義ガラス（00868）、食品・飲料株の華潤ビール（00291）と中国蒙牛乳業（02319）、自動車・電池メーカーのBYD（01211）なども下げが目立った。半面、非鉄金属の中国宏橋（01378）、石油メジャーのペトロチャイナ（00857）、海運株の東方海外（00316）などが逆行高を演じた。

　ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.78％安の4374.20ポイントと4営業日ぶりに大幅反落。ウェイボー（09898）、蔚来集団（09866）、万国数拠（09698）、ビリビリ（09626）が下落率上位。上昇は華虹半導体（01347）の1銘柄のみだった。