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4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比0.99%高の19612.59ポイントだった。中国企業指数は1.42%高の6746.79ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で693億4000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ全面高で始まった。中国当局が相次いで景気下支え策の実施を表明し、投資家が運用リスクを取りやすくなった。中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝行長が3日に民営企業や金融機関との会合を開き、「民営不動産企業の資金需要に応え、不動産業の平穏で健全な発展を促進する必要がある」と述べた。国家発展改革委員会の袁達・総合司司長は4日、国内需要の拡大に向けて自動車などの大型消費を促進し、大型プロジェクトを推進すると表明した。ただ、米長期金利の上昇が重荷となり、ハンセン指数は次第に上げ幅を縮小。香港時間きょう夜に発表される7月の米雇用統計の結果を見極めたい投資家は積極的な買いを手控えたもよう。 個別では、大型ネット株のJDドットコム(09618)と美団(03690)、保険株の中国平安保険(02318)と中国人寿保険(02628)が買われ、相場の上昇を主導した。通信株のチャイナ・ユニコム(00762)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)は大幅に反発。不動産開発の龍湖集団(00960)、ニット衣料の申洲国際集団(02313)、オンラインゲームのネットイース(09999)は続伸した。一方、前日大引け後に2023年6月中間決算を発表した香港コングロマリットの長江和記実業(00001)が急落。香港不動産株の九龍倉置業地産(01997)、新鴻基地産(00016)、恒隆地産(00101)もそろって売られた。 |
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ハンセン指数
引値:19612.59ポイント 前日比:191.72ポイント 騰落率:0.99% 中国企業指数 引値:6746.79ポイント 前日比:94.63ポイント 騰落率:1.42% レッドチップ指数 引値:3802.90ポイント 前日比:56.14ポイント 騰落率:1.50% |
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4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.47%高の3295.91ポイントだった。深セン成分指数は0.67%高の11238.19ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6234億7300万元だった。
上海総合指数はプラス圏で推移した。序盤に心理的節目の3300ポイントに乗せる場面もあったが、上値の重さが目立った。中国人民銀行(中央銀行)が民営企業8社や一部金融機関との会合を開催し、不動産業を支える姿勢を改めて表明したことや、証券時報などが市場活性化に向けて印紙税の引き下げなどの措置に言及したことも好感された。ただ、米雇用統計の発表を前に様子見ムードも強まり、相場の重しとなった。セクター別では、保険が全面高となったほか、証券やインターネットサービス、ソフトウエア開発などが買われた。半面、不動産サービスや医療サービス、繊維・アパレルなどが売られた。 上海B株指数は0.46%高の277.13ポイント、深センB株指数は0.36%高の1222.97ポイントだった。 |
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