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指数: 15分ディレイ
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3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。前場終値は前日比0.06%安の19506.11ポイントだった。中国企業指数は0.03%高の6671.15ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で525億9000万HKドル。
ハンセン指数は総じてマイナス圏でもみ合った。格付け会社のフィッチ・レーティングスによる米国の外貨建て長期債務の格付け引き下げで米景気楽観論が後退したほか、2日に発表された堅調な米雇用指標を受けて米連邦準備理事会(FRB)が利上げを停止しにくくなることや、米長期金利の上昇が懸念された。もっとも、ハンセン指数は前日に2%超下げた後とあって、下値では買い戻しが入り、わずかながらプラス圏に浮上する場面もあった。 ハンセン指数構成銘柄では、前日に急伸した不動産管理サービスの碧桂園服務(06098)が反落。2023年6月中間決算を発表したビールメーカーのバドワイザーAPAC(01876)が売られた。石油株のペトロチャイナ(00857)、非鉄金属の中国宏橋(01378)、紫金鉱業集団(02899)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)、ネット通販大手のアリババ集団(09988)も安い。半面、電動工具大手の創科実業(00669)、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)、マカオカジノ株のサンズ・チャイナ(01928)が高い。中間決算を発表した電能実業(00006)と長江インフラ(01038)が上昇した。 |
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ハンセン指数
引値:19506.11ポイント 前日比:-11.27ポイント 騰落率:-0.06% 中国企業指数 引値:6671.15ポイント 前日比:1.78ポイント 騰落率:0.03% レッドチップ指数 引値:3745.60ポイント 前日比:-7.88ポイント 騰落率:-0.21% |
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3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.18%安の3255.88ポイントだった。深セン成分指数は0.23%安の11078.74ポイントと3日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4749億9400万元だった。
上海総合指数はおおむねマイナス圏の狭いレンジでもみ合い。中国景気の先行き見通しが不透明ななか、人民元の対米ドル相場が再び下落基調となり、元安の悪い影響を懸念する売りが先行した。もっとも、下値圏では中国の消費刺激策や金融緩和に期待する買いも入り、序盤には小幅ながら指数がプラス圏に浮上する場面があった。 セクター別では、貴金属が全面安のほか、非鉄金属、自動車、電子化学品が売られた。一方、食品・飲料、再生エネルギー発電設備、医療サービス、医薬品、証券が買われた。 上海B株指数は0.23%安の274.46ポイントと続落。深センB株指数は0.02%高の1212.24ポイントと3日ぶりに反発した。 |
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