■午後0時までの記事一覧：

【香港】電能実業、23年6月中間決算は3％増益（速報）
【香港】長江インフラ、23年6月中間決算は4％減益（速報）
【香港】バドワイザーAPAC、23年6月中間決算は8％減益（速報）
【香港】北京首都国際機場、23年6月中間決算は赤字縮小の見通し
【香港】MGMチャイナ、23年4−6月期 EBITDAは黒字転換
【香港】タウンガス、上海燃気からの出資引き揚げ完了
【香港】長飛光纖、独企業から傘下ケーブルメーカー2社を買収
【香港】恒大物業集団、株式取引を再開　1年4カ月ぶり
【香港】四環医薬、23年6月中間期の税引き前損益は赤字転落の見通し
【香港】宝新金融が社名変更、7日から「中沢豊」に
【香港】広州白雲山医薬の原薬、欧州の品質基準に適合
【香港】シノペック、英イネオスと天津のエチレンプロジェクトを運営
【香港】HSBC、最大20億米ドルの自社株買い　3日にもスタートへ
【香港】紫金鉱業集団の自社株買い、7月末までに455万株を取得
【香港】ブリリアンス・チャイナ、3日午前に取引停止

【中国】飛亜達精密科技、B株600万株の自社株買いを実施
【中国】上海海立、業績目標未達成などのため同社株550万株を買い戻して消却
【中国】隆基緑能科技の23年6月中間決算、速報値は42％増益
【中国】人民元の3日の基準値は1米ドル＝7.1495元、前日比で0.178％元安
【中国】三安光電、間接支配株主が買い増しを計画　最大1億元
【中国】財新中国サービス業PMI、7月は54.1　前月から0.2ポイント上昇
【中国】宇通客車の23年6月中間決算、速報値は黒字転換
【中国】宇通客車、7月のバス販売台数は80％増
【中国】中国株に対する投資判断を「イコールウエート」に引き下げ＝モルスタ

　3日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。人民元の対米ドル相場が下落基調に戻り、元安の悪影響を警戒する売りが出たもよう。中国人民銀行（中央銀行）が同日設定した人民元相場の基準値は1米ドル＝7.1495元と、7月13日以来3週間ぶりの元安／ドル高水準。

　指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.37％安の3249.69ポイントで推移。セクター別では、貴金属が全面安のほか、不動産、非鉄金属、自動車が売られている。一方、再生エネルギー発電設備、医療サービス、医薬品が買われている。

　3日の香港市場でハンセン指数は前日の米株安の流れを引き継ぎ、続落して始まった。格付け会社のフィッチ・レーティングスによる米国の外貨建て長期債務の格付け引き下げを受けて、米景気楽観論が後退したほか、2日に発表された堅調な米雇用指標を受けて米連邦準備理事会（FRB）が利上げを停止しにくくなるとの見方が出ている。米長期債利回りは一時4.12％台まで上昇し、昨年11月9日以来の高水準となった。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.37％安の19444.51ポイントで推移。個別では、2023年6月中間決算を発表したビールメーカーのバドワイザーAPAC（01876）が急落。不動産サービスの碧桂園服務（06098）が反落したほか、香港不動産関連の九龍倉置業地産（01997）、アジア生保のAIAグループ（01299）も安い。半面、電動工具大手の創科実業（00669）、医薬品受託開発の薬明生物技術（02269）、自動車・電池メーカーのBYD（01211）が買われている。