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2日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.89%安の3261.69ポイントだった。深セン成分指数は0.35%安の11104.16ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8360億1500万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、いったん前日終値付近まで戻したものの、その後は下向きに転じ、じりじりと下げ幅を拡大した。下落率が1%を超える水準では下げ渋ったが、終値ベースで7月27日以来、およそ1週間ぶり安値を更新。中国経済の先行き不安が重荷となった。前日に発表された7月の財新中国製造業PMIが3カ月ぶりに50を割り込んでおり、景況感の悪化が引き続き意識された。人民元安も警戒。2日の人民元相場の基準値は1米ドル=7.1368元と、前日比0.119%(0.0085元)の元安/ドル高水準に設定された。 セクター別では、バイオ医薬品、造船、観光・ホテル、医療サービスなどが安い。半面、不動産開発は逆行高。中国人民銀行(中央銀行)と国家外貨管理局が1日発表した今年下半期の政策指針に、商業銀行に個人向け住宅ローンの金利調整を指導し、金利や頭金比率を低めに誘導する方針を盛り込んだことが材料視された。 A株市場では、石油株のペトロチャイナ(601857)、シノペック(600028)、銀行株の中信銀行(601998)、中国建設銀行(601939)、中国銀行(601988)の下げが目立った。香港市場への上場計画を発表した宅配大手の順豊控股(002352)が売られた。格安航空会社の春秋航空(601021)、漢方薬の華潤三九医薬(000999)も安い。半面、自動車部品メーカーの浙江世宝(002703)がストップ高を付けたほか、スーパーマーケット運営の永輝超市(601933)が大幅に続伸。テクノロジー株の科大訊飛(002230)、海能達通信(002583)も堅調だった。 上海B株指数は0.88%安の275.10ポイント、深センB株指数は0.85%安の1211.96ポイントだった。 |
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上海総合指数
引値:3261.69ポイント 前日比:-29.26ポイント 騰落率:-0.89% 上海B株指数 引値:275.10ポイント 前日比:-2.43ポイント 騰落率:-0.88% 深セン成分指数 引値:11104.16ポイント 前日比:-39.07ポイント 騰落率:-0.35% 深センB株指数 引値:1211.96ポイント 前日比:-10.33ポイント 騰落率:-0.85% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3969.90ポイント 前日比:-28.10ポイント 騰落率:-0.7% |
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◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率 8月2日現地時間午後0時25分時点 銘柄名 空売り残高 空売り比率 空売り比率 ※銘柄名の後に#が付く銘柄の取引通貨単位は人民元 |
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