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指数: 15分ディレイ
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2日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.99%安の19613.51ポイントだった。中国企業指数は2.14%安の6707.63ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で598億5000万HKドル。
ハンセン指数は寄り付きで心理的節目の20000ポイントを割り込んだ。一時は下落率が2%を超え、100日移動平均(前引け時点で19553.22ポイント)に接近。米長期金利が上昇したことで人民元安を警戒する売りが幅広いセクターで先行し、ほぼ全面安の展開となった。前日の米ナスダック総合の反落も地合いを悪化させた。同日のダウ平均は小幅に3日続伸したものの、きょうのダウ平均先物は下落している。大手格付け会社フィッチ・レーティングスによる米国の長期外貨建て発行体格付けの引き下げが投資家心理を冷やしたもよう。 個別では、ネット株の美団(03690)、テンセント(00700)、百度(09888)が売られた。自動車販売の中升集団(00881)、HSBC(00005)子会社のハンセン銀行(00011)は大幅に続落。製薬の翰森製薬(03692)と石薬集団(01093)、中国生物製薬(01177)、医薬品ネット通販の京東健康(06618)と阿里健康(00241)も下げた。一方、前日大引け後に2023年6月中間決算見通しと自社株買い計画を発表した碧桂園服務(06098)が逆行高。不動産開発の碧桂園(02007)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:19613.51ポイント 前日比:-397.61ポイント 騰落率:-1.99% 中国企業指数 引値:6707.63ポイント 前日比:-146.89ポイント 騰落率:-2.14% レッドチップ指数 引値:3772.50ポイント 前日比:-56.44ポイント 騰落率:-1.47% |
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2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.84%安の3263.20ポイントだった。深セン成分指数は0.42%安の11096.77ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5395億8300万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、いったん前日終値付近まで下げ幅を縮小したものの、その後は下向きに転じた。中国経済の先行き不安が重荷。前日に発表された7月の財新中国製造業PMIが3カ月ぶりに50を割り込み、景況感の悪化が引き続き意識された。人民元安も警戒。きょうの人民元相場の基準値は1米ドル=7.1368元と、前日比0.119%(0.0085元)の元安/ドル高水準に設定された。 セクター別では、造船、バイオ医薬品、教育、銀行などが安い。半面、不動産開発と不動産サービスは逆行高。中国人民銀行(中央銀行)と国家外貨管理局が1日発表した今年下半期の政策指針に、商業銀行に個人向け住宅ローンの金利調整を指導し、金利や頭金比率を低めに誘導する方針を盛り込んだことが材料視されている。 上海B株指数は0.64%安の275.76ポイント、深センB株指数は0.16%安の1220.35ポイントだった。 |
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