■ 8月2日（水）
【中間決算】杭州聯徳精密機械（605060）
【中間決算】広東超華科技（002288）
【権利落日】新疆伊力特実業（600197）(期末配当）
【権利落日】中国鉄建（601186）(期末配当）
【権利落日】上工申貝（900924）(期末配当）

　1日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団（BABA）が前日比2.02％安の100.10米ドルと反落。中国の検索エンジン最大手、百度（BIDU）も1.79％安の153.19米ドルと反落した。主な中国関連ネット・IT株の1日終値は次の通り。

　■アリババ集団（BABA）：100.10米ドル（-2.02％）
　■百度（BIDU）：153.19米ドル（-1.79％）
　■トリップ・ドットコム（TCOM）：40.36米ドル（-1.66％）
　■JDドットコム（JD）：40.04米ドル（-3.07％）
　■ウェイボー（WB）：15.15米ドル（-3.81％）
　■ネットイース（NTES）：109.67米ドル（+0.86％）
　■モモ（MOMO）：10.64米ドル（-0.09％）
　■レンレン（RENN）：1.37米ドル（+1.48％）
　■捜狐（SOHU）：12.08米ドル（-2.11％）
　■チーター・モバイル（CMCM）：2.48米ドル（-3.88％）
　■テンセント・ミュージック（TME）：6.69米ドル（-4.29％）

　1日のNY株式相場は高安まちまち。3日のアップル、アマゾン・ドット・コムの決算発表や4日の米7月雇用統計を控え様子見姿勢が強まる中、経済指標が弱い結果となったものの、米10年債利回りが上昇したことや、決算発表が強弱まちまちとなったことで神経質な展開となった。

　好決算を発表したキャタピラーが大幅高となったことでダウ平均が71.15米ドル高（+0.20％）と小幅に3日続伸した一方、S&P500が0.27％安、ナスダック総合も0.43％安とともに3日ぶりに反落した。

　S&P500の11セクターは資本財、ITの2セクターが上昇した一方、公益、一般消費財、ヘルスケア、生活必需品、エネルギーなど9セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄は、キャタピラーが8.90％高となり、1銘柄でダウ平均を約155米ドル押し上げたほか、シスコ・システムズ、ビザなどが0.9-1.1％上昇した一方、ベライゾン、ウォルグリーン、メルク、ダウ・インクが1％超下落した。

　経済指標は、米7月ISM（サプライマネジメント協会）製造業購買担当者景気指数(PMI)が46.4と市場予想の46.8を下回り、米6月JOLTS求人件数も958.2万件と予想の961.0万件を下回る弱い結果となった。しかし、米10年債利回りは4.029％と前日比+0.072％上昇した。決算発表銘柄はキャタピラーのほか、グローバル・ペイメンツが9.52％高となった一方、決算が好悪まちまちとなったウーバーが5.68％安となり、メルクとファイザーも1％超下落した。