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28日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.89%高の19814.76ポイントだった。中国企業指数は1.53%高の6772.58ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で632億8000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ全面安で始まった。前日の米株安と米長期金利の上昇を受けた売りが先行した。ただ、中国の景気浮揚策への期待が根強いなか、上げに転じて前場の取引を終えた。中国共産党の中央政治局が24日の会議で示した経済政策指針を基に、関連当局が具体的な措置を打ち出すとの観測が支えとなったもよう。 個別では、朝方に安かった大型ネット株の美団(03690)、テンセント(00700)がプラス圏に浮上。不動産株の龍湖集団(00960)と碧桂園(02007)、華潤置地(01109)、金融株の中国人寿保険(02628)、中国平安保険(02318)、招商銀行(03968)は大幅に続伸した。スマートフォン部品の舜宇光学科技(02382)、スポーツ用品の李寧(02331)と安踏体育用品(02020)も高い。半面、金鉱株の紫金鉱業集団(02899)が続落した。英金融大手のHSBC(00005)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)も売られた。 |
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ハンセン指数
引値:19814.76ポイント 前日比:175.65ポイント 騰落率:0.89% 中国企業指数 引値:6772.58ポイント 前日比:101.90ポイント 騰落率:1.53% レッドチップ指数 引値:3836.66ポイント 前日比:33.15ポイント 騰落率:0.87% |
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28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比1.38%高の3261.20ポイントだった。深セン成分指数は1.38%高の11074.50ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5203億5000万元だった。
上海総合指数は前日の米株安を嫌気して安く始まったものの、プラス圏に浮上すると、徐々に上げ幅を拡大した。米国の4−6月期実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを継続するとの警戒感が強まったが、24日に開かれた中国共産党の中央政治局会議で景気対策を強化する方針が打ち出されたことを受け、買い安心感が広がった。セクター別では、証券や保険、銀行など金融株が全面高となったほか、不動産開発や不動産サービスも買われた。半面、造船や貴金属、電機が売られた。 上海B株指数は0.31%高の274.50ポイント、深センB株指数は0.34%高の1206.52ポイントだった。 |
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