27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.44％高の3237.13ポイントだった。深セン成分指数は0.34％高の11005.82ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4735億1000万元だった。

　上海総合指数は小高く寄り付いた後、上げ幅を拡大し、プラス圏で堅調に推移した。前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだほか、人民元の対米ドル相場の上昇なども好感された。注目された米連邦公開市場委員会（FOMC）では0.25％の利上げが決まり、ほぼ市場予想通りの結果となったことで、買いが広がった。セクター別では、自動車や自動車部品、自動車サービスが買われたほか、造船や保険も高い。半面、半導体や小売り、ソフトウエア開発などが売られた。

　上海B株指数は0.74％高の274.47ポイント、深センB株指数は0.50％高の1203.29ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3237.13ポイント
　前日比：14.10ポイント
　騰落率：0.44％

上海B株指数
　引値：274.47ポイント
　前日比：2.02ポイント
　騰落率：0.74％

深セン成分指数
　引値：11005.82ポイント
　前日比：36.84ポイント
　騰落率：0.34％

深センB株指数
　引値：1203.29ポイント
　前日比：5.98ポイント
　騰落率：0.5％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3928.24ポイント
　前日比：21.23ポイント
　騰落率：0.54％

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