◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
　空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率
　7月25日現地時間午後0時25分時点

     銘柄名                                       空売り残高 空売り比率 空売り比率

                                                   （百万HK$）      当日    5日平均

    1 CNOOC（80883）#                                     3.14    100.00%     88.48%

    2 ﾚﾉﾎﾞｸﾞﾙｰﾌﾟ（80992）#                                0.60    100.00%     74.33%

    3 博時中国創業板指数ﾚﾊﾞﾚｯｼﾞ型（07234）                0.31    100.00%     68.66%

    4 iｼｪｱｰｽﾞ･ｺｱ･ﾊﾝｾﾝ指数ETF（09115）                 0.000903    100.00%     87.98%

    5 Globl X中国雲端運算ETF（09826）                     0.01    100.00%     33.94%

    6 工銀南方国債ETF（03199）                            0.01    100.00%     66.14%

    7 南方東英美元貨幣市場ETF（09096）                    0.04    100.00%     80.46%

    8 華夏滬深300（83188）#                               7.42     94.70%     82.73%

    9 ﾁｬｲﾅ･ﾓﾊﾞｲﾙ（80941）#                                3.81     90.13%     48.06%

   10 小米集団（81810）#                                  3.88     84.80%     86.64%

   11 吉利汽車（80175）#                                 14.89     82.01%     95.81%

   12 ﾊﾝｾﾝ銀行（80011）#                                  0.03     75.02%     79.02%

   13 快手科技（81024）#                                  0.03     71.43%     90.55%

   14 iｼｪｱｰｽﾞ･ｲﾝﾃﾞｨｱETF（02836）                          0.20     71.07%     19.77%

   15 南方東英ﾊﾝｾﾝ指数ｲﾝﾊﾞｰｽ型（07500）                 249.59     68.22%     28.72%

   16 iｼｪｱｰｽﾞ･ｺｱ･ﾊﾝｾﾝ指数ETF（03115）                    25.01     68.08%     31.09%

   17 AIAｸﾞﾙｰﾌﾟ（81299）#                                 3.55     63.82%     69.55%

   18 Global X中国EV･ﾊﾞｯﾃﾘｰETF（09845）                   0.58     56.62%     45.67%

   19 南方東英ﾊﾝｾﾝﾃｯｸ指数ｲﾝﾊﾞｰｽ型（07552）              367.86     55.98%     16.52%

   20 Global X中国EV･ﾊﾞｯﾃﾘｰETF（02845）                   3.51     55.86%     47.40%

　　　※銘柄名の後に#が付く銘柄の取引通貨単位は人民元

　25日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に反発。前場終値は前日比3.16％高の19258.66ポイントだった。中国企業指数は4.05％高の6525.11ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で738億1000万HKドルだった。

　ハンセン指数は始値で心理的節目の19000ポイントを回復。中国の景気下支え策への期待が強まり、ほぼ全面高となった。中国共産党の中央政治局が24日の会議で2023年下半期の経済政策指針を決め、「不動産政策を適時調整し最適化する」と表明したことで関連銘柄が買いを集めた。同会議は内需拡大に向けて自動車、電子製品、住宅などの大型消費を振興し、スポーツ・レジャー、文化・観光などのサービス消費を後押しする方針を示した。

　個別では、不動産株の龍湖集団（00960）、碧桂園服務（06098）、碧桂園（02007）、中国海外発展（00688）、華潤置地（01109）、華潤万象生活（01209）が急伸。中央政治局会議が「住宅は住むためのもので、投機の対象ではない」という不動産政策の基本方針に言及せず、規制緩和の思惑買いを誘ったもよう。本土金融株の招商銀行（03968）、中国人寿保険（02628）、中国平安保険（02318）、ネット株の百度（09888）、JDドットコム（09618）、アリババ集団（09988）、美団（03690）も大きく買われた。アルミメーカーの中国宏橋（01378）は大幅に反発。一方、電力大手の華潤電力控股（00836）が反落した。

ハンセン指数
　引値：19258.66ポイント
　前日比：590.51ポイント
　騰落率：3.16％

中国企業指数
　引値：6525.11ポイント
　前日比：254.08ポイント
　騰落率：4.05％

レッドチップ指数
　引値：3736.47ポイント
　前日比：132.17ポイント
　騰落率：3.67％