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21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比0.72%高の19064.85ポイントだった。中国企業指数は0.77%高の6413.40ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で448億4000万HKドル。
ハンセン指数は小動きでスタート。売買一巡後に上げ幅を拡大し、心理的節目の19000ポイントを上抜けた。人民元安の一服を受けた買いが相場を押し上げた。前日に中国人民銀行(中央銀行)が企業や金融機関による外貨建て資金の調達をしやすくする措置を実施し、同日朝方に1米ドル=7.23元台だったオフショア人民元(CNH)がきょうは7.17元台に落ち着いている。ただ、中国景気の減速や米利上げ長期化への警戒感がくすぶるなか、ハンセン指数は上値の重さが目立った。 個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)とJDドットコム(09618)、医薬品ネット通販の阿里健康(00241)と京東健康(06618)が買われ、相場の上昇を主導。医薬品関連の中国生物製薬(01177)、翰森製薬(03692)、石薬集団(01093)、薬明生物技術(02269)が高い。ハンセン銀行(00011)は大幅に続伸した。一方、不動産開発の碧桂園(02007)、自動車販売の中升集団(00881)、都市ガスの新奥能源(02688)が売られた。 |
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ハンセン指数
引値:19064.85ポイント 前日比:136.83ポイント 騰落率:0.72% 中国企業指数 引値:6413.40ポイント 前日比:49.28ポイント 騰落率:0.77% レッドチップ指数 引値:3682.57ポイント 前日比:24.33ポイント 騰落率:0.67% |
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21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反発。前場終値は前日比0.04%高の3170.94ポイントだった。深セン成分指数は0.04%高の10820.88ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4350億1200万元だった。
上海総合指数は小安く始まった後、ほどなくプラス圏に浮上したが、前引けにかけて上げ幅を縮小した。指数は前日に3週超ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がったほか、国家発展改革委員会の李春臨副主任が20日、民営経済の発展や民間投資に関する政策を近く公表すると明らかにしたことも投資家心理を強気に傾けた。ただ、中国の景気減速や米国の利上げ長期化への警戒感などが相場の重しとなった。セクター別では、不動産サービスや食品・飲料、酒造などが買われた半面、電機、電源設備、教育などが売られた。 上海B株指数は0.41%高の268.97ポイント、深センB株指数は0.30%高の1183.78ポイントだった。 |
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