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指数: 15分ディレイ
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19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.23%安の18782.40ポイントだった。中国企業指数は1.30%安の6316.94ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で549億5000万HKドル。
ハンセン指数は寄り付きで心理的節目の19000ポイントを割り込み、朝方に下げ幅を拡大。中国景気不安が根強いなか、人民元の対米ドル相場の下落が重荷となった。中国からの資金流出リスクや中国企業が抱える米ドル建て債務の負担などが意識されたもよう。序盤に高かった中国本土相場が下げに転じたことも、投資家心理を悪化させた。 個別では生保大手の中国人寿保険(02628)や、ネット株の百度(09888)、美団(03690)、JDドットコム(09618)が売られて相場を押し下げた。前日大引け後に23年上半期の小売売上高を発表した安踏体育用品(02020)も安い。太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)、自動車販売の中升集団(00881)、ニット衣料の申洲国際集団(02313)は大幅に続落した。一方、海運株の東方海外(00316)、石油株のCNOOC(00883)とペトロチャイナ(00857)が逆行高。 |
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ハンセン指数
引値:18782.40ポイント 前日比:-233.32ポイント 騰落率:-1.23% 中国企業指数 引値:6316.94ポイント 前日比:-83.15ポイント 騰落率:-1.30% レッドチップ指数 引値:3632.24ポイント 前日比:-19.85ポイント 騰落率:-0.54% |
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19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.25%安の3189.81ポイントだった。深セン成分指数は0.51%安の10916.95ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4295億1100万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、序盤はプラス圏に浮上し、心理的節目の3200ポイントに乗せる場面もあった。ただ、勢いは続かず、下向きに転じると、その後はマイナス圏でもみ合った。商務部などが打ち出した家計消費の促進策などが好感された半面、中国景気の先行き不安が引き続き地合いを圧迫した。人民元安も重荷。中国人民銀行(中央銀行)が設定する人民元取引の基準値は19日まで3日続落した。 セクター別では、造船が全面安。太陽光・風力発電設備、汎用設備、電機、自動車部品なども安い。半面、貴金属と宝飾品が全面高。 上海B株指数は0.14%安の268.39ポイント、深センB株指数は0.24%高の1184.07ポイントだった。 |
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