マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
休場明け18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日ぶりに反落。前場終値は前日比2.17%安の18993.29ポイントだった。中国企業指数は2.48%安の6396.26ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で556億4000万HKドル。
ハンセン指数は朝方に下げ幅を拡大。心理的節目の19000ポイント付近で下げ渋る場面があったものの、結局は同水準を割り込んで前場の取引を終えた。前週末から前日にかけて発表された中国の2023年4−6月期国内総生産(GDP)や6月住宅価格統計などを受け、中国景気の回復が鈍いとの見方が広がった。中国不動産企業が抱える巨額債務も改めて意識され、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めたもよう。株式取引を停止中の中国恒大集団(03333)が前日発表した21年12月本決算と22年12月本決算は、純損益を単純合算すると2年間で5800億元超の赤字となる上、監査法人が決算報告書について「意見不表明」とした。 個別では、中国本土系不動産株の龍湖集団(00960)、碧桂園服務(06098)、碧桂園(02007)、華潤万象生活(01209)、中国海外発展(00688)、華潤置地(01109)が大きく売られた。大型ネット株のJDドットコム(09618)とアリババ集団(09988)、テンセント(00700)、医薬品ネット通販の京東健康(06618)と阿里健康(00241)も安い。乳業大手の中国蒙牛乳業(02319)、生保大手の中国人寿保険(02628)は大幅に続落した。一方、電動工具メーカーの創科実業(00669)が逆行高。 |
|
||
ハンセン指数
引値:18993.29ポイント 前日比:-420.49ポイント 騰落率:-2.17% 中国企業指数 引値:6396.26ポイント 前日比:-162.62ポイント 騰落率:-2.48% レッドチップ指数 引値:3634.16ポイント 前日比:-87.92ポイント 騰落率:-2.36% |
|
||
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.35%安の3198.26ポイントだった。深セン成分指数は0.34%安の10972.98ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4807億8200万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた。ほどなくして心理的節目の3200ポイントを割り込み、その後はおおむね3190ポイント台でもみ合った。前日に発表された2023年4−6月期の実質国内総生産(GDP)の予想下振れなどを受け、中国の景気不安への懸念が引き続き重荷となった。一方、中国共産党が月内に開く中央政治局会議で新たな景気対策を打ち出すとの期待も根強く、下値は限られた。 セクター別では、文化・メディア、インターネットサービス、太陽光発電設備、電源設備が安い。半面、自動車、百貨店、農業、半導体などが買われた。 上海B株指数は0.03%高の268.47ポイント、深センB株指数は0.49%高の1179.56ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |