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指数: 15分ディレイ
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12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続伸。前場終値は前日比1.15%高の18875.17ポイントだった。中国企業指数は1.61%高の6396.98ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で472億5000万HKドル。
ハンセン指数は朝方に上げ幅を拡大。11日のNY市場で株式相場が上昇し、米長期金利が低下したことで、投資家が運用リスクを取りやすくなった。中国人民銀行(中央銀行)が前日発表した6月の金融統計が市場予想より強い内容となり、過度な中国景気不安が和らいだもよう。きょうのオフショア人民元(CNH)の上昇も買い安心感につながった。ただ、ハンセン指数は10日移動平均(前引け時点で18859.69ポイント)を超えると伸び悩んだ。 個別では、ネット株の百度(09888)、美団(03690)、JDドットコム(09618)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)がそろって買われ、相場の上昇を主導。前日売られたパソコン大手のレノボグループ(00992)は急反発した。石油株のCNOOC(00883)とペトロチャイナ(00857)も高い。一方、医薬品関連の薬明生物技術(02269)と石薬集団(01093)、不動産株の恒隆地産(00101)、中国海外発展(00688)が売られた。自動車販売の中升集団(00881)は反落した。 |
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ハンセン指数
引値:18875.17ポイント 前日比:215.34ポイント 騰落率:1.15% 中国企業指数 引値:6396.98ポイント 前日比:101.13ポイント 騰落率:1.61% レッドチップ指数 引値:3639.57ポイント 前日比:9.56ポイント 騰落率:0.26% |
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12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.13%安の3217.28ポイントだった。深セン成分指数は0.18%安の11008.96ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5396億1700万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、総じてマイナス圏でもみ合った。小高くなる場面もあったが、勢いは弱かった。前日まで続伸した後とあって、利益確定売りが重荷となった。6月の米消費者物価指数(CPI)や中国の貿易統計の発表を控え、投資家は積極的にリスクを取りにくいもよう。前日に発表された中国の金融統計は予想を上回る強い内容だったが、市場の反応は限られた。 セクター別では、造船、航空・空港運営が全面安。ゲーム、通信設備、不動産開発も売られた。半面、保険が全面高となったほか、電源設備、自動車、化学肥料などが上昇した。 上海B株指数は0.49%安の266.14ポイント、深センB株指数は0.24%高の1156.25ポイントだった。 |
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