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11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比1.53%高の18761.91ポイントだった。中国企業指数は1.51%高の6329.30ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で429億1000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ全面高で始まった。中国の金融当局が前日、昨年11月に打ち出した不動産市場向け支援策「金融16条」の一部延長を発表し、買い安心感につながった。今後も景気浮揚を目的に住宅売買などの規制緩和が進むとの観測が広がり、投資家心理が強気に傾いたもよう。10日のNY市場でダウ平均など主要株価3指数がそろって4営業日ぶりに反発した上、きょうの中国本土市場の株高も支援材料となった。 個別では輸出関連銘柄の創科実業(00669)と申洲国際集団(02313)、カジノ株の銀河娯楽(00027)とサンズ・チャイナ(01928)、スポーツ用品の李寧(02331)と安踏体育用品(02020)が大幅に続伸した。金鉱大手の紫金鉱業集団(02899)、中国ネット通販大手のトリップ・ドットコム(09961)も高い。半面、医薬品株の石薬集団(01093)、翰森製薬(03692)がさえない。前日高かった万洲国際(00288)は2%超下落した。 |
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ハンセン指数
引値:18761.91ポイント 前日比:282.19ポイント 騰落率:1.53% 中国企業指数 引値:6329.30ポイント 前日比:94.06ポイント 騰落率:1.51% レッドチップ指数 引値:3651.02ポイント 前日比:38.94ポイント 騰落率:1.08% |
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11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.48%高の3219.20ポイントだった。深セン成分指数は0.57%高の11005.14ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4670億7300万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた。序盤はマイナス圏に沈む場面もあったが、3200ポイント付近の下値の堅さが意識されると上向きに転じた。政策期待が引き続き相場を支えた。中国の金融当局が10日、2022年11月に打ち出した金融による不動産市場支援策16項目(金融16条)のうち2項目の適用期限を延長すると発表したが、政府系メディアは専門家の見方として、追加の不動産市場支援策が打ち出される可能性を伝えた。人民元の対米ドル相場の上昇も好感された。中国人民銀行(中央銀行)が発表したきょうの人民元相場の基準値は1米ドル=7.1886元と3営業日続伸した。 セクター別では、自動車、自動車サービス、半導体、コンピューター設備などが高い。半面、太陽光発電設備、電力、教育、ゲームなどが下げた。 上海B株指数は0.03%高の265.66ポイント、深センB株指数は0.21%高の1150.89ポイントだった。 |
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