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指数: 15分ディレイ
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週明け10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.78%高の18509.38ポイントだった。中国企業指数は0.70%高の6241.97ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で449億9000万HKドル。
ハンセン指数は前週末終値を2%超上回る水準で寄り付いたが、徐々に上げ幅を縮小する展開。中国人民銀行(中央銀行)が7日、金融監督当局がアリババ集団(09988)傘下のアント・グループに71億2300万元の罰金(違法所得の没収)を科したと発表。金融プラットフォーム企業に対する是正措置がほぼ完了し、当局の締め付けが終了するとの見方から買いが広がった。ただ、7日発表の米雇用統計で平均賃金が前月比0.4%上昇し、市場予想を上回ったことで、米国の利上げが長期化するとの懸念が相場の重しとなった。午前に発表された中国の6月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)はいずれも市場予想より下振れた。 個別では、アリババ集団や美団(03690)、JDドットコム(09618)、テンセント(00700)などが買われて指数を押し上げたほか、新奥能源(02688)や阿里健康(00241)、万洲国際(00288)の上昇も目立った。半面、新鴻基地産(00016)や龍湖集団(00960)、中国宏橋(01378)などが売られた。 |
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ハンセン指数
引値:18509.38ポイント 前日比:143.68ポイント 騰落率:0.78% 中国企業指数 引値:6241.97ポイント 前日比:43.11ポイント 騰落率:0.70% レッドチップ指数 引値:3609.33ポイント 前日比:0.71ポイント 騰落率:0.02% |
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週明け10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.17%高の3202.06ポイントだった。深セン成分指数は0.60%高の10954.26ポイントと4営業日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4985億900万元だった。
上海総合指数は始値で前週末に割り込んでいた心理的節目の3200ポイントを回復。前週末終値は6月29日以来約1週間ぶりの安値水準だっただけに、中国当局による景気刺激策の恩恵が期待できるセクターを中心に買い戻しが先行した。ただ、中国景気不安が根強いなか、上値は伸び悩んだ。中国国家統計局が午前に発表した6月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(工業製品出荷価格:PPI)はともに市場予想から下振れした。 セクター別では、バッテリー素材が全面高となったほか、太陽光・風力発電設備や電池などクリーンエネルギー関連が買われた。文化・メディア、観光、化学肥料も高い。半面、保険が全面安となり、電機、自動車、通信も売られた。 上海B株指数は0.37%安の265.26ポイントと4営業日続落。深センB株指数は0.18%高の1152.27ポイントと続伸した。 |
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