週明け10日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。中国人民銀行（中央銀行）が7日、中国のネット通販最大手、アリババ集団（09988）傘下の金融会社、アント・グループに対して71億2300万元の罰金を科すと発表したことを受け、今後はプラットフォーム企業に対する監督管理の動きが緩和に向かうとの期待から買いが優勢となっているもよう。また、指数は前週末まで3日続落し、約5週間ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がっている。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比1.87％高の18709.87ポイントで推移している。個別では、アリババ集団が大きく買われて指数を押し上げているほか、JDドットコム（09618）や百度（09888）、美団（03690）も高い。

上海総合指数
　始値：3208.73ポイント
　前日比：12.12ポイント
　騰落率：0.38％

上海B株指数
　始値：266.05ポイント
　前日比：-0.19ポイント
　騰落率：-0.07％

深セン成分指数
　始値：10926.36ポイント
　前日比：37.81ポイント
　騰落率：0.35％

深センB株指数
　始値：1153.36ポイント
　前日比：3.21ポイント
　騰落率：0.28％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3841.56ポイント
　前日比：15.86ポイント
　騰落率：0.41％

ハンセン指数
　始値：18747.50ポイント
　前日比：381.80ポイント
　騰落率：2.08％

中国企業指数
　始値：6334.12ポイント
　前日比：135.26ポイント
　騰落率：2.18％

レッドチップ指数
　始値：3654.00ポイント
　前日比：45.38ポイント
　騰落率：1.26％