5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.51％安の3228.68ポイントだった。深セン成分指数は0.53％安の11071.22ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5310億1200万元だった。

　上海総合指数は安く寄り付いた後、終始マイナス圏でもみ合った。指数が6月19日以来、およそ2周間ぶり高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが重荷となった。寄り付き後に発表された2023年6月の財新中国サービス業購買担当者景気指数（PMI）が53.9となり、前月比で3.2ポイント低下したことも嫌気されたもよう。

　セクター別では、造船、風力発電設備が全面安。電機、酒造、太陽光発電設備も安い。半面、非鉄金属、貴金属、不動産開発、石炭などが買われた。

　上海B株指数は0.26％安の269.13ポイント、深センB株指数は0.43％安の1150.87ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3228.68ポイント
　前日比：-16.67ポイント
　騰落率：-0.51％

上海B株指数
　引値：269.13ポイント
　前日比：-0.70ポイント
　騰落率：-0.26％

深セン成分指数
　引値：11071.22ポイント
　前日比：-59.08ポイント
　騰落率：-0.53％

深センB株指数
　引値：1150.87ポイント
　前日比：-4.97ポイント
　騰落率：-0.43％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3875.06ポイント
　前日比：-23.95ポイント
　騰落率：-0.61％

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