週明け3日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。米連邦準備制度理事会（FRB）がインフレ指標として注視する米5月個人消費支出(PCE)価格指数の伸びが予想を下回り、前週末の米株式相場が上昇した流れを引き継いだ。投資家が運用リスクを取りやすくなり、始値で心理的節目の19000ポイントを回復した。

　指数は日本時間午前10時31分現在、前営業日比0.74％高の19057.19ポイントで推移している。個別では、中国ネット通販大手のJDドットコム（09618）とアリババ集団（09988）が買われ、相場の上昇を主導。アルミメーカーの中国宏橋（01378）、不動産開発の碧桂園（02007）が高い。一方、医薬品開発受託の薬明生物技術（02269）、衛生用品大手の恒安国際集団（01044）が売られている。

上海総合指数
　始値：3209.16ポイント
　前日比：7.10ポイント
　騰落率：0.22％

上海B株指数
　始値：267.13ポイント
　前日比：0.14ポイント
　騰落率：0.05％

深セン成分指数
　始値：10897.42ポイント
　前日比：-18.08ポイント
　騰落率：-0.17％

深センB株指数
　始値：1133.21ポイント
　前日比：0.19ポイント
　騰落率：0.02％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3853.29ポイント
　前日比：10.84ポイント
　騰落率：0.28％

ハンセン指数
　始値：19002.55ポイント
　前日比：86.12ポイント
　騰落率：0.46％

中国企業指数
　始値：6457.55ポイント
　前日比：32.67ポイント
　騰落率：0.51％

レッドチップ指数
　始値：3730.04ポイント
　前日比：6.48ポイント
　騰落率：0.17％