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指数: 15分ディレイ
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4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に3営業日続伸。前場終値は前日比2.30%高の20608.21ポイントだった。中国企業指数は2.46%高の7001.96ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で741億4000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に上げ幅を急拡大。上昇率が2%を超えると伸び悩んだものの、相場の強気と弱気の分かれ目とされる250日移動平均(前引け時点で20369.58ポイント)を上抜け、前場の高値圏で引けた。米景気が後退局面に入り、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めにブレーキをかけるとの見方から買いが入ったもよう。また、年末年始に官民が発表した12月の中国購買担当者景気指数(PMI)がさえない結果だったことで、中国政府が経済対策を拡大するとの期待も続いている。 個別では、大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)、美団(03690)が買われて相場の上昇を主導している。医薬品関連の阿里健康(00241)と翰森製薬(03692)は急伸。不動産株の龍湖集団(00960)、碧桂園服務(06098)、碧桂園(02007)、華潤万象生活(01209)、中国海外発展(00688)も高い。一方、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)が急落。米アップルが部品納入業者に対して生産縮小を要請したと米国時間2日に伝わり、嫌気された。食品大手の康師傅控股(00322)やアルミメーカーの中国宏橋(01378)、海運の東方海外(00316)も下げた。 |
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ハンセン指数
引値:20608.21ポイント 前日比:462.92ポイント 騰落率:2.30% 中国企業指数 引値:7001.96ポイント 前日比:167.98ポイント 騰落率:2.46% レッドチップ指数 引値:3832.39ポイント 前日比:63.91ポイント 騰落率:1.70% |
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4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前日比0.32%高の3126.52ポイントだった。深セン成分指数は0.04%高の11121.36ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4842億9600万元だった。
上海総合指数は序盤に小安くなる場面もあったが、ほどなくして上向きに転じた。防疫規制の緩和で景気が回復するとの期待や、当局の景気対策への期待が根強く、買いを支えた。もっとも、3130ポイント付近では伸び悩み、一段と買い上がる勢いは限られた。前日に終値ベースで心理的節目の3100ポイントを回復し、約2週間半ぶり高値を付けた後とあって、利益確定売りが上値を抑えたもよう。 セクター別では、不動産開発、不動産サービス、内装・建材が高い。ゲーム、保険、製紙も買われた。半面、太陽光発電設備、バッテリー、バッテリー素材、漢方薬が安い。 上海B株指数は0.01%安の284.61ポイント、深センB株指数は0.2%高の1162.99ポイント。 |
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