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指数: 15分ディレイ
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中国の家電量販チェーン大手、国美零售(00493)は2日、債務の株式化について、債権者の寰亜国際資本と合意したと発表した。対象となる債務は国美零售が未払いの広告料4億1500万HKドルで、債務の株式化で新株40億6300万株(新株発行後の発行済み株数の10.21%)を発行して寰亜国際資本に割り当てる。
新株の発行価格は1株につき0.1023HKドルで、12月30日終値の0.11HKドルを約7%下回る水準。新株の発行により筆頭株主で創業者の黄光裕氏・共同保有者の持ち株比率は21.53%から19.33%に低下する一方、寰亜国際資本は10.21%の持ち株比率で2位株主となる見通し。 国美零售の株価は日本時間午前11時1分現在、前営業日比2.73%高の0.113HKドルで推移している。 |
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年明け3日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。中国国家統計局と中国物流採購聯合会が12月31日発表した2022年12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)と非製造業PMIがともに20年2月以来の低水準を更新しており、景況感の悪化を嫌気する売りが先行している。
指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比0.33%安の3079.01ポイントで推移。セクター別では、証券、保険、航空・空港運営がほぼ全面安。半面、造船が全面高。漢方薬や化学製薬、医薬品販売も買われている。 |
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休場明け3日の香港市場でハンセン指数は反落して始まり、ほぼ全面安の展開となっている。前年末に米株式相場が下落した上、米長期金利が1カ月半ぶりの高水準に上昇し、投資家が運用リスクを取りにくくなったもよう。米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めへの警戒感が根強い。きょうのダウ平均先物が下げていることも地合いを悪化させたもよう。
指数は日本時間午前10時39分現在、前営業日比2.12%安の19361.75ポイントで推移。個別では、不動産株の下落が目立ち、龍湖集団(00960)や碧桂園(02007)、碧桂園服務(06098)、華潤置地(01109)、中国海外発展(00688)がそろって売られている。都市ガスの新奥能源(02688)、自動車販売の中升集団(00881)も安い。一方、医薬品関連の薬明生物技術(02269)と石薬集団(01093)が軟調に推移している。 |
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